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四択問題
【国試マスター】第28回 はり師きゅう師国家試験問題 四択160問

【国試マスター】

第28回 はり師きゅう師国家試験問題 四択160問

はき国試【28】(問題)

はき国試【28】(記入用紙)

はき国試【28】(解答)

 

受験者数 合格者 合格率
はり師 4,431 3,263 73.6%
きゅう師 4,308 3,201 74.3%

 

第28回はき国試はワースト5位の合格率

 

 

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2020年度 第28回 はり師きゅう師国家試験

(はき28)医療概論 1~3

 

はき28−1 要介護者に対して、住居、通所、短期間宿泊により、入浴、排泄、食事等の介護、その他の日常生上の世話や機能訓練を行うのはどれか。

1. 小規模多機能型居宅介護

2. 認知症対応型共同生活介護

3. 定期巡回・随時対応型訪問介護看護

4. 地域密着型通所介護

 

はき28−2 加入者と医療保険の組合せで正しいのはどれか。

1. 自営業者 ――――― 共済組合

2. 国家公務員 ―――― 協会けんぽ

3. 私立学校教員 ――― 健康保険組合

4. 無職者 ―――――― 国民健康保険

 

はき28−3 ヒトを対象とした医学研究の理論について定めたのはどれか。

1. アルマ・アダ宣言

2. 患者の権利宣言

3. ジュネーブ宣言

4. ヘルシンキ宣言

 

(はき28)衛生学公衆衛生学 4~11

 

はき28−4 疾病の三次予防はどれか。

1. 健康教育

2. 予防接種

3. 健康診査

4. リハビリテーション

 

はき28−5 精神保健について誤っているのはどれか。

1. 長期に社会的入院をしている患者に退院促進支援事業を行う。

2. 地域医療計画に精神疾患が加えられた。

3. ハローワークで就労支援を行う。

4. 精神保健福祉センターは各市町村に置かれる。

 

はき28−6 白内障の原因になりにくいのはどれか。

1. 紫外線

2. 可視光線

3. 赤外線

4. マイクロ波

 

はき28−7 高齢者の医療の確保に関する法律に基づいて実施されるのはどれか。

1. がん健診

2. 肝炎ウイルス検診

3. 特定健康診査

4. 骨粗鬆症検診

 

はき28−8 日本人の食生活について過剰摂取となっている栄養素はどれか。

1. 食物繊維

2. カルシウム

3. 亜 鉛

4. ナトリウム

 

はき28−9 1994年の国際人口開発会議(カイロ会議)で提唱された性と生殖に関する概念はどれか。

1. リプロダクティブ・ヘルス/ライツ

2. プライマリ・ヘルス・ケア

3. ヘルスプロモーション

4. ファミリー・プランニング

 

はき28−10 感染症の予防及ビ感染症の患者に対する医療に関する法律(感染症法)に定められた感染症で致命率が最も高いのはどれか。

1. エボラ出血熱

2. 中東呼吸器症候群(MERS)

3. 腸管出血性大腸菌感染症

4. デング熱

 

はき28−11 曝露群が非曝露群に比べて何倍疾病に罹りやすいかを示す疫学指標はどれか。

1. 相対危険

2. 寄与危険

3. 寄与危険割合

4. 集団寄与危険

 

(はき28)関係法規 12~15

 

はき28−12 施術所の名称を考えるときに遵守しなければならない法律はどれか。

1. 医師法

2. 医療法

3. 保健師助産師看護師法

4. 理学療法士及び作業療法士法

 

はき28−13 あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律(あはき法)ではり師、きゅう師免許を受けようとするとき、申請書に添える必要がないのはどれか。

1. 麻薬、大麻もしくはあへんの中毒者であるかないかに関する医師の診断書

2. 戸籍の謄本または抄本

3. はり師、きゅう師の学校または養成施設の卒業(修了)証明書

4. はり師国家試験、きゅう師国家試験合格証書の写し

 

はき28−14 あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律(あはき法)で施術者もしくは施術所

の開設者から必要な報告を提出させることができるのはどれか。

1. 市町村長

2. 都道府県知事

3. 地方厚生局長

4. 厚生労働大臣

 

はき28−15 あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律(あはき法)であらかじめ届出なければならないのはどれか。

1. 専ら出張による業務を始めるとき

2. 休止していた施術所を再開するとき

3. 届出区域外に滞在して業務を行おうとするとき

4. 施術所を廃止しようとするとき

 

(はき28)解剖学 16~26

 

はき28−16 発生について正しいのはどれか。

1. 精子と卵子は膣内で受精する。

2. 着床は桑実胚の段階で起こる。

3. 真皮は中胚葉から分化する。

4. 胎盤では母体と胎児の血液が混ざり合う。

 

はき28−17 椎骨で黄色靱帯が付着するのはどれか。

1. 椎 体

2. 椎 弓

3. 横突起

4. 棘突起

 

はき28−18 背部の筋で正しいのはどれか。

1. 菱形筋は肩甲骨を上内方に引く。

2. 板状筋は脊柱起立筋の一つである。

3. 後頭下筋群は大後頭神経に支配される。

4. 横突棘筋で長さが最も短いのは多裂筋である。

 

はき28−19 内腸骨動脈の枝はどれか。

1. 上直腸動脈

2. 上殿動脈

3. 内側大腿回旋動脈

4. 卵巣動脈

 

はき28−20 胎児循環で酸素を最も多く含む血液が流れているのはどれか。

1. 臍静脈

2. 下大静脈

3. 上行大動脈

4. 臍動脈

 

はき28−21 舌の分界溝前に一列に並ぶのはどれか。

1. 糸状乳頭

2. 茸状乳頭

3. 有郭乳頭

4. 葉状乳頭

 

はき28−22 精巣で男性ホルモンを分泌するのはどれか。

1. 精祖細胞

2. 精母細胞

3. セルトリ細胞

4. ライディッヒ細胞(間細胞)

 

はき28−23 下垂体について正しいのはどれか。

1. 前葉の働きは視床下部の支配を受ける。

2. 後葉は乳腺刺激ホルモンを分泌する。

3. 神経性下垂体では下垂体門脈系が形成される。

4. 腺性下垂体は胎生期に神経管から独立してできる。

 

はき28−24 成人の脊髄円錐の高さはどれか。

1. 第11胸椎

2. 第2腰椎

3. 第4腰椎

4. 仙 骨

 

 

はき28−25 脛骨神経について正しいのはどれか。

1. 腰神経叢の枝である。

2. 梨状筋上孔を通る。

3. 大腿二頭筋短頭を支配する。

4. 膝窩中央を通る。

 

はき28−26 内耳の前庭でみられるのはどれか。

1. ラセン器

2. 蝸牛管

3. 平衡斑

4. 膨大部稜

 

(はき28)生理学 27~37

 

はき28−27 二酸化炭素運搬に関わる主要な血液成分はどれか。

1. アルブミン

2. ヘモグロビン

3. 重炭酸イオン

4. 水

 

はき28−28 心周期で心室内圧が動脈圧より高い時期はどれか。

1. 等容性収縮期

2. 駆出期

3. 等容性弛緩期

4. 充満期

 

はき28−29 呼吸運動を促進するのはどれか。

1. 体温の低下

2. 血中水素イオン濃度の減少

3. 血中酸素分圧の増加

4. 大動脈小体の興奮

 

はき28−30 嚥下について正しいのはどれか。

1. 嚥下中枢は脊髄にある。

2. 口腔相では舌を使って食塊を喉頭に送る。

3. 咽頭相では咽頭から鼻腔への出口は閉鎖される。

4. 食道相では随意運動によって食塊が輸送される。

 

はき28−31 蛋白質について正しいのはどれか。

1. 細胞膜には含まれない。

2. β酸化により代謝される。

3. 4種類のアミノ酸からなる。

4. 細胞の主要な構成成分である。

 

はき28−32 体温について正しいのはどれか。

1. 口腔温は直腸温より高い。

2. 体幹の皮膚温は四肢の皮膚温より低い。

3. 摂食により体温は上昇する。

4. 基礎代謝亢進により体温は低下する。

 

はき28−33 腎糸球体でろ過されるのはどれか。

1. グルコース

2. アルブミン

3. 赤血球

4. 白血球

 

はき28−34 遠心路が自律神経の反射はどれか。

1. 膝蓋腱反射

2. 腹壁反射

3. 対光反射

4. へーリング・ブロイエル反射

 

はき28−35 熟練した運動の学習に重要なのはどれか。

1. 小 脳

2. 視 床

3. 一次運動野

4. 補足運動野

 

はき28−36 心肺部圧受容器が関わる臓器感覚はどれか。

1. 渇 き

2. 空 腹

3. 尿 意

4. 便 意

 

はき28−37 免疫系の細胞について正しいのはどれか。

1. ヘルパーT細胞は異物を貧食する。

2. キラーT細胞はB細胞の分裂を助ける。

3. B細胞は形質細胞に分化する。

4. NK細胞はヒスタミンを分泌する。

 

(はき28)病理学 38~44

 

はき28−38 感染症はどれか。

1. 白内障

2. 心筋梗塞

3. ラムゼイハント症候群

4. 痛 風

 

はき28−39 慢性肺うっ血の原因はどれか。

1. 左心不全

2. 肝硬変

3. 消化管出血

4. 広範な熱傷

 

はき28−40 創傷の治癒過程で最も遅い時期にみられるのはどれか。

1. 水 腫

2. 好中球浸潤

3. 毛細血管の増生

4. 膠原線維の増生

 

はき28−41 化膿性炎症の起炎菌として最も適切なのはどれか。

1. 結核菌

2. ブドウ球菌

3. ジフテリア菌

4. コレラ菌

 

はき28−42 抗体を産生する細胞はどれか。

1. 形質細胞

2. 樹状細胞

3. T細胞

4. マクロファージ

 

はき28−43 自己免疫疾患と自己抗体の組合せで正しいのはどれか。

1. 全身性エリテマトーデス ――― 抗核抗体

2. 橋本病 ――――――――――― 抗基底膜抗体

3. 糸球体腎炎 ――――――――― 抗マイクロゾーム抗体

4. 関節リウマチ ―――――――― 抗ミトコンドリア抗体

 

はき28−44 腺癌の発生頻度が最も高いのはどれか。

1. 皮 膚

2. 舌

3. 子宮頚部

4. 膵 臓

 

(はき28) 臨床医学総論 45~54

 

はき28−45 脳血管障害により片側顔面と反対側半身の温痛覚障害をきたす部位はどれか。

1. 大 脳

2. 小 脳

3. 橋

4. 延 髄

 

はき28−46 改訂長谷川式簡易知能評価スケールの質問で、アルツハイマー病では病初期から答えられないのはどれか。

1. お歳はいくつですか。

2. 100から7を順番に引いてください。

3. これから言う3つの言葉を言ってみてください。

4. 先ほど覚えてもらった言葉をもう一度、言ってみてください。

 

はき28−47 排尿障害の検査で初めに行うのはどれか。

1. 神経伝導検査

2. 膀胱内視鏡検査

3. 腹部超音波検査

4. 腹部エックス線検査

 

はき28−48 右股関節に屈曲拘縮がある患者の歩行時の特徴で正しいのはどれか。

1. 左の歩幅の減少

2. 右立脚相後期の腰椎前弯減少

3. はさみ脚歩行

4. 左トレンでレンブルグ徴候

 

はき28−49 疾患と視診所見の組み合わせで誤っているのはどれか。

1. アジソン病 ―――――― 恥毛脱落

2. バセドウ病 ―――――― 眉弓部突出

3. クッシング病 ――――― 水牛様脂質沈着

4. 甲状腺機能低下症 ――― 眉毛外側1/3脱落

 

はき28−50 咳嗽について正しいのはどれか。

1. 誤嚥では生ジない。

2. 生体防御反応の一つである。

3. 心不全では生ジない。

4. 長期間持続するときは鎮咳薬で経過をみる。

 

はき28−51 頚椎を後側屈して頭部を圧迫する理学検査はどれか。

1. アドソンテスト

2. スパーリングテスト

3. ペインフルアークサイン

4. ヤーガソンテスト

 

はき28−52 脈拍について正しいのはどれか。

1. 貧血では頻脈を呈する。

2. 頭蓋内圧亢進時は頻脈を呈する。

3. 甲状腺機能亢進症では徐脈を呈する。

4. うっ血性心不全では徐脈を呈する。

 

はき28−53 腹部触診について正しいのはどれか。

1. 聴診より先に行う。

2. 最初は柔らかく触れる。

3. 疼痛部位を最初に触れる。

4. 体位変換は必要ない。

 

はき28−54 ショックの分類と原因の組合せで正しいのはどれか。

1. 血液量減少性ショック ―――― 熱 傷

2. 心原性ショック ――――――― 緊張性気胸

3. 血液分布異常性ショック ――― 心筋梗塞

4. 閉塞性ショック ――――――― 消化管出血

 

(はき28) 臨床医学各論 55~80

 

はき28−55 次の文で示す症例の確定診断のために最も重要な検査はどれか。

「25歳の男性。10日前に上気道 炎に罹患、3日前から両下肢の粗大筋力が低下、後に両上肢へと進展した。」

1. 頚椎MRI検査

2. 末梢神経伝導速度検査

3. 血中CK値測定

4. 遺伝子検査

 

はき28−56 次の文で示す症例に対する歩行介助で最も適切なのはどれか。

「58歳の男性。2年前から右手の振 戦が出現、後に動作が緩慢になってきた。急に狭くなる場所では足が前に出ない。」

1. 静かに見守る。

2. 積極的に会話する。

3. 速いテンポの音楽を流す。

4. メトロノームでリズムをとる。

 

はき28−57 白血病についてウイルスが原因で日本の西南地方に多いのはどれか。

1. 成人T細胞白血病

2. 慢性骨髄性白血病

3. 急性骨髄性白血病

4. 急性リンパ性白血病

 

はき28−58 大腿骨頭すべり症で陽性になるのはどれか。

1. アイヒホッフテスト

2. ピボットシフトテスト

3. ドレーマン徴候

4. ピアノキー徴候

 

はき28−59 頚椎椎間板ヘルニアについて正しいのはどれか。

1. 神経根症では上肢に腱反射の亢進を認める。

2. 神経根症では腹壁反射の消失を認める。

3. 骨髄症では下肢に腱反射の減弱を認める。

4. 骨髄症では下肢に病的反射を認める。

 

はき28−60 尿路結石の再発予防に有用なのはどれか。

1. 水分摂取

2. 尿酸排泄促進薬内服

3. 柑橘類摂取

4. ホウレンソウ摂取

 

はき28−61 血液疾患と症状の組合せで正しいのはどれか。

1. 鉄欠乏性貧血 ―――― 末梢神経障害

2. 悪性リンパ腫 ―――― 舌 炎

3. 急性白血病 ――――― 出血傾向

4. 再生不良性貧血 ――― リンパ節腫脹

 

はき28−62 高血圧と耐糖能異常のいずれも認めないのはどれか。

1. 褐色細胞腫

2. アジソン病

3. クッシング症候群

4. 原発性アルドステロン症

 

はき28−63 自己免疫機序が関与しないのはどれか。

1. 悪性貧血

2. 溶血性貧血

3. 鉄欠乏性貧血

4. 再生不良性貧血

 

はき28−64 次の文で示す症例の病態で正しいのはどれか。

「85歳の女性。左大腿骨頚部骨折の手術を受けた翌日の夜に、ちぐはぐな言動が出現した。」

1. せん妄

2. 認知症

3. うつ病

4. 不安神経症

 

はき28−65 続発性脂質異常症の診断に有用でないのはどれか。

1. 肥満度

2. 血尿の有無

3. HbA1c

4. 甲状腺ホルモン値

 

はき28−66 呼吸器感染症について正しいのはどれか。

1. 非結核性抗酸菌は人から人へ感染する。

2. 感冒の原因は主に細菌感染である。

3. 肺結核の治療は抗菌薬の単剤治療である。

4. 肺炎治療で菌の耐性化がはき28−となっている。

 

はき28−67 COPDについて正しいのはどれか。

1. 女性に多い。

2. 拘束性換気障害を呈する。

3. 安静時の呼吸困難が特徴である。

4. 増悪予防にはインフルエンザワクチン接種は有効である。

 

はき28−68 帯状庖疹について正しいのはどれか。

1. 抗ウィルス薬が有効である。

2. 発疹は両下肢に好発する。

3. コプリック斑が出現する。

4. 小児期に発症する。

 

はき28−69 潜伏期間が最も長いのはどれか。

1. 流行性下腺炎

2. エイズ

3. ジフテリア

4. 破傷風

 

はき28−70 潰瘍性大腸炎の特徴で正しいのはどれか。

1. 大腸壁の全層に炎症を起こす。

2. 痔瘻合併の頻度が高い。

3. 直腸から口側へと病変が連続する。

4. 回盲部に好発する。

 

はき28−71 ウイルス性肝炎と感染経路の組合せで正しいのはどれか。

1. A 型 ――― 血液への暴露

2. B 型 ――― 性行為

3. C 型 ――― 獣肉摂取

4. E 型 ――― 生鮮魚介類摂取

 

はき28−72 食道癌について正しいのはどれか。

1. 腺癌が多い。

2. 若年者に多い。

3. 女性に多い。

4. アルコールは危険因子である。

 

はき28−73 脳卒中の急性期リハビリテーションについて正しいのはどれか。

1. 神経症状の増悪がある場合には動作を伴う訓練は行わない。

2. 起立性低血圧に対する配慮は必要ない。

3. 歩行訓練で長下肢装具を用いることはない。

4. ベッド上でのポジショニングは必要ない。

 

はき28−74 徒手筋力テストで正しいのはどれか。

1. MMT1では筋収縮が全くみとめられない。

2. MMT2では筋収縮はみられるが関節運動は起こらない。

3. MMT3では抵抗を加えなければ重力に抗して正常可動域いっぱいに動く。

4. MMT4は筋力正常である。

 

はき28−75 「35歳の女性看護師。皮膚の黄染、全身倦怠感にて受診。 針刺しの既往がある。肝炎ウイルスマーカーでは、HCV抗体陽性、HCV-RNA陽性で、他は陰性であった。」 本疾患について正しいのはどれか。

1. 生がキの摂取で起こる。

2. 慢性化の頻度が高い。

3. 劇症肝炎へ進展しやすい。

4. ワクチン予防が可能である。

 

はき28−76 「35歳の女性看護師。皮膚の黄染、全身倦怠感にて受診。 針刺しの既往がある。肝炎ウイルスマーカーでは、HCV抗体陽性、HCV-RNA陽性で、他は陰性であった。」 本疾患に合併する悪性腫瘍で上昇する腫瘍マーカーはどれか。

1. CA125

2. SCC

3. CEA

4. AFP

 

はき28−77 「83歳の女性、昨夜から左膝痛と38°Cの発熱が出現 した。左膝関節に熱感、腫脹および膝蓋跳動を認める。関節液の偏光顕微鏡観察で異常を認めた。」最も可能性の高い疾患はどれか。

1. 化膿性関節炎

2. 関節リウマチ

3. 偽痛風

4. 変形性膝関節症

 

はき28−78 「83歳の女性、昨夜から左膝痛と38°Cの発熱が出現 した。左膝関節に熱感、腫脹および膝蓋跳動を認める。関節液の偏光顕微鏡観察で異常を認めた。」本症例 に特徴的な単純エックス線所見はどれか。

1. 骨棘形成

2. 関節裂隙狭小化

3. 骨びらん

4. 半月板石灰化

 

はき28−79 「60歳の男性。高血圧にて内服加療中。2日前から 38℃の発熱、昨日から嘔吐と頭部全体の痛みがある。意識レべルはJCSでⅠ-1、血圧は178/90mmHgである。」最も考えられる疾患はどれか。

1. 高血圧性脳症

2. 髄膜炎

3. 群発頭痛

4. 小脳出血

 

はき28−80 「60歳の男性。高血圧にて内服加療中。2日前から 38℃の発熱、昨日から嘔吐と頭部全体の痛みがある。意識レべルはJCSでⅠ-1、血圧は178/90mmHgである。」本症例で確認すべき所見はどれか。

1. ケルニッヒ徴候

2. ホルネル徴候

3. バレー徴候

4. ロンべルグ徴候

 

(はき28) リハビリテーション医学 81~88

 

はき28−81 回復期リハビリテーション病棟で作業療法としてよく行われるのはどれか。

1. 歩行訓練

2. 緻動作訓練

3. 嚥下訓練

4. 立ち上がり動作訓練

 

はき28−82 正常歩行のサイクルで正しいのはどれか。

1. 立脚中期に全足接地をする。

2. 二重支持期は40%である。

3. 立脚相で膝関節は1回屈曲する。

4. 遊脚相が立脚相より時間が長い。

 

はき28−83 脳卒中片麻痺患者の動作について正しいのはどれか。

1. 衣服を着るときは健側から行う。

2. ベッドでの起き上がりは患側を下にする。

3. 歩行時には杖を健側で持つ。

4. 階段は患側から上がる。

 

はき28−84 脊髄損傷の損傷レべルとkey muscle(主たる残存筋)の組合せで正しいのはどれか。

1. C5 ――― 上腕三頭筋

2. C8 ――― 深指屈筋

3. L3 ――― 腸腰筋

4. L4 ――― 下腿三頭筋

 

はき28−85 前腕義手のうち能動義手の特徴はどれか。

1. 装飾が主な目的である。

2. ケーブルでフックを開閉する。

3. モーターで動作をコントロールする。

4. 四辺形ソケットを用いる。

 

はき28−86 脳性麻痺について正しいのはどれか。

1. 早期診断は容易である。

2. 診断が確定してから介入する。

3. 運動発達は自然に任せる。

4. 家族への保育指導を行う。

 

はき28−87 呼吸理学療法と目的の組合せで正しいのはどれか。

1. 腹式呼吸訓練 ――――――――― 回換気量増大

2. 胸郭モビライゼーション ―――― 虚脱した気道の拡張

3. 体位ドレナージ ―――――――― 吸気機能強化

4. 口すぼめ呼吸 ――――――――― 咳嗽機能強化

 

はき28−88 大腿骨頚部骨折について正しいのはどれか。

1. 交通事故による受傷が最も多い。

2. 寝たきりの原因となることが多い。

3. 安静期間をおいて手術を行うことが推奨される。

4. 術後8週以降で荷重訓練を開始することが多い。

 

(はき28) 東洋学概論 89~101

 

はき28−89 次の文で示す患者の病因で最も適切なのはどれか。

「34歳の男性。1週間前に上司から販売業績が 悪いことを責められた。やる気がでない。声に力がなく、食欲もない。」

1. 飲食不節

2. 労 倦

3. 湿 邪

4. 怒

 

はき28−90 五行色体における五脈と五病の組合せで正しいのはどれか。

1. 弦 ――― 呑

2. 代 ――― 咳

3. 毛 ――― 語

4. 石 ――― 欠

 

はき28−91 脈中を行き、血をめぐらすのはどれか。

1. 原 気

2. 宗 気

3. 営 気

4. 衛 気

 

はき28−92 2六腑に属する奇恒の腑が、剋する腑の生理作用はどれか。

1. 貯尿を主る。

2. 受納を主る。

3. 決断を主る。

4. 昇清を主る。

 

はき28−93 五臓と生理作用の組合せで正しいのはどれか。

1. 肝 ―――― 封 蔵

2. 心 ―――― 蔵 血

3. 腎 ―――― 治 節

4. 脾 ―――― 昇 清

 

はき28−94 急にめまい、けいれんを起こすのはどれか。

1. 内 風

2. 内 寒

3. 内 湿

4. 内 燥

 

はき28−95 五労で正しいのはどれか。

1. 久しく視ると血を傷る。

2. 久しく歩くと肉を傷る。

3. 久しく坐ると気を傷る。

4. 久しく立つと筋を傷る。

 

はき28−96 次の文で示す患者の病証で最もみられる汗の状態はどれか。

「36歳の男性。主訴は咳嗽。水様の鼻汁 を伴い、息切れ、倦怠感も訴える。脈は弱。」

1. 自 汗

2. 盗 汗

3. 大 汗

4. 絶 汗

 

はき28−97 経脈病証で「顔がくすみ、皮膚がかさかさして艶がない。 口が苦く、 よくため息をつく。痛みで寝返りが打てない。」のはどれか。

1. 手の太陰経病証

2. 手の太陽経病証

3. 足の少陽経病証

4. 足の厥陰経病証

はき28−98 虚証で最もみられるのはどれか。

1. 脱 肛

2. 拒 按

3. 滑 脈

4. 口 苦

 

はき28−99 次の文で示す患者の病証で最もみられる舌所見はどれか。

「54歳の女性。主訴は肩こり。2週間前 に感冒にかかり咳が強く出た。現在も透明な鼻汁が出て痰が多い。」

1. 膩 苔

2. 燥 苔

3. 黄 苔

4. 剥落苔

 

はき28−100 難経六十九難の治療法則で原穴を選穴するのはどれか。

1. 肝虚証

2. 脾虚証

3. 肺虚証

4. 腎虚証

 

はき28−101 痹証と十二刺の組合せで正しいのはどれか。

1. 筋 痹 ―――― 恢 刺

2. 心 痹 ―――― 陰 刺

3. 寒 痹 ―――― 輸 刺

4. 骨 痹 ―――― 直鍼刺

 

(はき28) 経絡経穴概論 102~114

 

はき28−102 経脈の流注で横隔膜を貫かないのはどれか。

1. 手の太陰経

2. 手の陽明経

3. 足の少陰経

4. 足の太陽経

 

はき28−103 骨度で最も長いのはどれか。

1. 委中から承山

2. 曲泉から中都

3. 陰谷から復溜

4. 陰陵泉から三陰交

 

はき28−104 八会穴の気会と同じ高さにある経穴はどれか。

1. 梁 門

2. 大 包

3. 食 賓

4. 神 封

 

はき28−105 三叉神経第2枝の領域にある経穴はどれか。

1. 素 髎

2. 兌 端

3. 承 漿

4. 下 関

 

はき28−106 長母指外転筋腱と短母指伸筋腱の間に取るのはどれか。

1. 温 溜

2. 外 関

3. 郄 門

4. 列 欠

 

はき28−107 胸背部の打診法で清音が聴取される部位に位置する経穴はとれか。

1. 膻 中

2. 屋 翳

3. 中 府

4. 章 門

 

はき28−108 経穴とその部位にある筋の支配神経の組合せで正しいのはどれか。

1. 孔 最 ――― 尺骨神経

2. 支 正 ――― 正中神経

3. 三陰交 ――― 脛骨神経

4. 陽陵泉 ――― 深腓骨神経

 

はき28−109 取穴法で正しいのはどれか。

1. 聴会は耳珠の前上方で頬骨弓の後端に取る。

2. 聴宮は耳珠と下顎骨との間にある陥凹部で、下顎骨関節突起の後縁に取る。

3. 耳門は珠間切痕の直前陥凹中で、口を開くと深くくぼむところに取る。

4. 翳風は後頭骨の下方で、胸鎖乳突筋と僧帽筋の間の陥凹中に取る。

 

はき28−110 深刺すると椎骨動脈を損傷するリスクが最も高い経穴はどれか。

1. 風 府

2. 風 池

3. 秉 風

4. 翳 風

 

はき28−111 五要穴で急牲症状に用いる経穴の部位はどれか。

1. 前脛骨筋の外縁、外果尖の上方8寸

2. 内果尖の下方1寸の陥凹部

3. 腓骨の前方、外果尖の上方7寸

4. 側胸部、第6肋間、中腋窩線上

 

はき28−112 陽蹻脈の郄穴の部位はどれか。

1. 下腿外側、腓骨の前方、外果尖の上方7寸

2. 下腿内側、脛骨内縁の後際、陰陵泉の下方3寸

3. 下腿前内側、脛骨内側面の中央、内果尖の上方7寸

4. 下腿後外側、腓骨とアキレス腱の間、崑崙の上方3寸

 

はき28−113 奇穴で顔面神経麻痺が主治でないのはどれか。

1. 太 陽

2. 夾承漿

3. 牽 正

4. 翳 明

 

はき28−114 トリガーポイントの特徴でないのはどれか。

1. 発汗量の低下

2. 関連痛の出現

3. 痛覚閾値の低下

4. 索状硬結の触知

 

(はき28) 東洋医学臨床論 115~140

 

はき28−115 「治未病」について誤っているのはどれか。

1. 病気になる前の予防に重点を置く。

2. 治療すべきタイミングに配慮する。

3. 病の兆しを見つけたら早期に治療を開始することに重点を置く。

4. 五臓の病があれば、その母にあたる臓の治療に重点を置く。

 

はき28−116 着痹に対して補瀉を考えて刺鍼する場合の適切な手法はどれか。

1. 抜鍼後に鍼孔を閉じる。

2. 浅く入れ、後に深くする。

3. 吸気時に刺入し、呼気時に抜く。

4. 経絡の流注方向に沿って刺入する。

 

はき28−117 頑固な腰痛に対する治療で、腰部に鍼を2本使用して行うのはどれか。

1. 偶 刺

2. 斉 刺

3. 揚 刺

4. 傍鍼刺

 

はき28−118 次の文で示す症例の治療方針として調整すべき経絡で最も適切なのはどれか。

「33歳の女性。主 訴は全身の痛み。3年前から全身の疼痛に悩まされ、最近になって線維筋痛症と診断された。食欲がなく、雨 天時には特に調子が悪く、起き上がることもできない。」

1. 陰維脈

2. 陰蹻脈

3. 脾の大絡

4. 胃の大絡

 

はき28−119 次の文で示す患者の病証に対する治療で最も適切な経脈はどれか。

「38歳の女性。もともと喘息 の持病があったが、最近、反抗期の息子に怒ってばかりでイライラし、症状が頻発し、咳も出るようになった。口が苦く咳をすると胸脇部が痛む。舌質紅、舌は薄黄苔、脈は弦数。」

1. 手の太陰経と足の厥陰経

2. 手の太陰経と足の太陰経

3. 手の少陰経と足の厥陰経

4. 手の少陰経と足の太陰経

 

はき28−120 次の文で示す患者の病証として最も適切なのはどれか。

「42歳の女性。主訴は頻尿と排尿時痛。尿 は途切れがちで黄色く混濁している。会陰部の違和感や残尿感もみられる。舌質紅、脈は滑数。」

1. 脾腎両虚

2. 肝腎陰虚

3. 膀胱湿熱

4. 大腸湿熱

 

はき28−121 次の文で示す症例に対して灸治療を行う場合に最も適切な経穴はどれか。

「60歳の女性。主訴は 陰部掻痒感。4日前に深酒をした。昨日より右膝内側から大腿部内側のひきつれ感がある。脈は左関上の浮 数滑。」

1. 脛骨内縁の後際、内果尖の上方3寸

2. 前脛骨筋の外縁、外果尖の上方8寸

3. 腓骨の前方、外果尖の上方5寸

4. 脛骨内側面の中央、内果尖の上方5寸

 

はき28−122 次の文で示す症例の治療穴として太衝とともに用いる原穴はどれか。

「49歳の女性。半年ほど前 から、めまい、顔のほてりが起こりやすく、汗が出やすい。腰や膝がだるく、力が入らない。閉経している。舌質紅、脈細数。」

1. 太 白

2. 太 渓

3. 大 陵

4. 太 淵

 

はき28−123 次の文で示す症例で経脈を考慮した治療穴として最も適切なのはどれか。

「19歳の男性。2か月 前に左足関節の内がえし捻挫を起こし、今も痛みが取れない。イライラしやすく、左肩上部のつっぱり感が ある。」

1. 第1・第2足指間、みずかきの近位、赤白肉際

2. 第2・第3足指間、みずかきの後縁、赤白肉際

3. 第5中足指節関節外側の遠位陥凹部、赤白肉際

4. 第4・第5足指間、みずかきの近位、赤白肉際

 

はき28−124 腰部脊柱管狭窄症に対する診療において

SOAP形式で記録する場合、Aに該当するのはどれか。

1. 間欠跛行距離300m

2. 腰下肢への低周波鍼通電療法

3. ケンプ徴候陽性

4. 神経根型

 

はき28−125 筋肉痛に対する局所施術として、罹患筋と治療穴の組合せで正しいのはどれか。

1. 三角筋 ――――― 消 濼

2. 上腕三頭筋 ――― 臂 臑

3. 薄 筋 ――――― 膝 関

4. 後脛骨筋 ―――― 築 賓

 

はき28−126 次の文で示す患者の患側の徒手検査所見で、みられる可能性が最も高いのはどれか。

「60歳の男 性。2か月前から右頸肩上肢に痛みがある。近医にて頚椎症によるC6神経根障害と言われた。」

1. モーレイテスト陽性

2. 腕橈骨筋反射減弱

3. ホフマン反射陽性

4. 中指の触覚鈍麻

 

はき28−127 次の文で示す症状に対して罹患神経近傍へ施術する場合、最も適切な経穴はどれか。

「手の骨間筋 の萎縮がみられ、フローマン徴候陽性である。」

1. 尺 沢

2. 手五里

3. 小 海

4. 内 関

 

はき28−128 罹患筋支配の神経近傍への刺鍼を行う場合、

症状と治療穴の組み合わせで最も適切なのはどれか。

1. 閉眼困難 ―――――――――― 完 骨

2. 足関節外がえし困難 ――――― 陽陵泉

3. 手関節背屈困難 ――――――― 曲 沢

4. 近位指節間関節屈曲困難 ――― 手五里

 

はき28−129 罹患筋への治療穴として天泉を用いる疾患で、

陽性となる可能性が最も高い理学検査はどれか。

1. スピードテスト

2. ペインフルアークサイン

3. フローマン徴候

4. ティアドロップ徴候

 

はき28−130 次の文で示す症例について、陽性となる可能性が最も高い理学検査はどれか。

「45歳の男性。2か月前から左腰下肢に痛みを感じる。前かがみで痛みが増強する。左足底部の知覚鈍麻、アキレス腱反射は 減弱。間欠破行はみられない。」

1. FNSテスト

2. ボンネットテスト

3. ゲンスレンテスト

4. アリス徴候

 

はき28−131 咬筋の過緊張による顎関節症に対する局所治療穴として最も適切なのはどれか。

1. 頬 車

2. 上 関

3. 地 倉

4. 顴 髎

 

はき28−132 高齢者に対する評価法とその目的との組合せで正しいのはどれか。

1. バーセルインデックス ――――― 認知症の評価

2. 改訂PGCモラールスケール ――― 歩行機能の評価

3. MMSE ――――――――――――― ADLの評価

4. ハミルトン評価尺度 ―――――― 抑うつ状態の評価

 

はき28−133 徒手検査法の陽性所見と罹患筋への治療穴との組合せで適切なのはどれか。

1. トンプソンテス ト ―――-――― 豊 隆

2. トムゼンテスト ―――――――― 支 正

3. 足関節内反ストレステスト ――― 照 海

4. グラスピングテスト ―――――― 膝陽関

 

はき28−134 次の文で示す患者の罹患筋に対する治療穴として最も適切なのはどれか。

「20歳の男性。ラグビーで反復性の肩関節脱臼を起こしている。先日、脱臼して整復されたが、肩の外側にしびれと筋の脱力感による挙上制限がみられた。」

1. 巨 骨

2. 秉 風

3. 臂 臑

4. 天 宗

 

はき28−135 「71歳の男性。100mの歩行で左下腿後面に絞扼痛 が出現、休息で軽快。仰臥位で両下肢を挙上させ30秒足趾を屈伸させると患側足底部が白くなる。SLRテス ト陰性。」身体診察で患側下肢にみられる所見はどれか。

1. ケンプ徴候陽性

2. 足底部の触覚鈍麻

3. アキレス腱反射減弱

4. 足背動脈拍動減弱

 

はき28−136 「71歳の男性。100mの歩行で左下腿後面に絞扼痛 が出現、休息で軽快。仰臥位で両下肢を挙上させ30秒足趾を屈伸させると患側足底部が白くなる。SLRテス ト陰性。」本症例で、症状のある筋の支配神経近傍に刺鍼し、低周波鍼通電療法を行う場合、最も適切な経 穴はどれか。

1. 陰 廉

2. 委 中

3. 足三里

4. 陽陵泉

 

はき28−137 「26歳の男性。主訴は腹痛と下痢。IT企業でスト レスの多い仕事に従事している。1日数回排便する。器質的な病変はない。」下痢の病態で最も適切なのはどれか。

1. 消化管からの分泌亢進

2. 消化管運動の亢進

3. 消化管知覚閾値の上昇

4. 消化管支配の交感神経機能亢進

 

はき28−138 「26歳の男性。主訴は腹痛と下痢。IT企業でスト レスの多い仕事に従事している。1日数回排便する。器質的な病変はない。」本症例の病証として最も適切なのはどれか。

1. 脾気虚

2. 脾腎陽虚

3. 肝脾不和

4. 腎気虚

 

はき28−139 「18歳の男性。主訴は頭痛。7日前に薄着で体が冷え、その日の夜から悪寒、発熱頭痛を自覚し、風邪薬を飲んでも完治しない。咳と痰はなく、汗をかきやすい。舌は薄白苔、脈は浮緩。」

病証として最も適切なのはどれか。

1. 肺陰虚証

2. 手の太陰経脈病証

3. 手の少陰経脈病証

4. 風寒表虚証

 

はき28−140 「18歳の男性。主訴は頭痛。7日前に薄着で体が冷え、その日の夜から悪寒、発熱頭痛を自覚し、風邪薬を飲んでも完治しない。咳と痰はなく、汗をかきやすい。舌は薄白苔、脈は浮緩。」本症例に対する治療として適切なのはどれか。

1. 背部兪穴を瀉して去風する。

2. 肺経の要穴を使って陰液を補う。

3. 膀胱経の要穴を使って経脈を疏通する。

4. 肺経の要穴を補して表を閉じる。

 

(はき28) はり理論 141~150

 

はき28−141 毫鍼について誤っているのはどれか。

1. 5番鍼の鍼体径は0.26mmである。

2. 2寸の鍼体長は60mmである。

3. 鍼尖の形状の一つに卵型がある。

4. 鍼体長は鍼尖から鍼根までをいう。

 

はき28−142 現行17手技で鍼を一方向に回すのはどれか。

1. 細指術

2. 回旋術

3. 間歇術

4. 旋撚術

 

はき28−143 深刺により化膿性関節炎のリスクがある経穴はどれか。

1. 膏 肓

2. 欠 盆

3. 肩 髎

4. 天 宗

 

はき28−144 患者の体動により抜鍼困難が生じた場合の対応として適切でないのはどれか。

1. 返し鍼を行う。

2. 副刺激術を行う。

3. 患者をリラックスさせる。

4. 筋緊張が緩解するまで待つ。

 

はき28−145 毫鍼の製造工程で滅菌に用いるのはどれか。

1. グルコン酸クロルヘキシジン

2. 塩化ベンザルコニウム

3. 酸化エチレンガス

4. ポビドンヨード

 

はき28−146 内臓痛について誤っているのはどれか。

1. Aβ線維により伝達される。

2. 痛みの局在が不明瞭である。

3. 脊髄後角の広作動域ニューロンに接続する。

4. 関連痛の出現に関与する。

 

はき28−147 痛覚の中枢内伝導路で情動行動、自律神経機能や痛みの制御の調節に関与すると考えられているの はどれか。

1. 後索路

2. 脊髄網様体路

3. 前脊髄視床路

4. 新脊髄視床路

 

はき28−148 刺鍼時のフレア形成に関与するのはどれか。

1. 脊髄後角でのガンマアミノ酪酸(GABA)放出

2. 交感神経節後線維の興奮

3. 軸索反射によるCGRP放出

4. 視床腹側基底核群の興奮

 

はき28−149 鍼鎮痛の発現に関与する部位はどれか。

1. 脊髄前角

2. 歯状核

3. 中脳水道周囲灰白質

4. 赤 核

 

はき28−150 鍼の末梢性鎮痛効果に最も関与するのはどれか。

1. アドレナリン受容体

2. ムスカリン受容体

3. ヒスタミン受容体

4. アデノシンA1受容体

 

(はき28) きゅう理論 151~160

 

はき28−151 良質艾の精製工程で最も時間をかけて不純物を取り除くのはどれか。

1. 裁断機

2. 石 臼

3. けんどん(長唐箕)

4. 唐 箕

 

はき28−152 透熱灸を避けるべき経穴はどれか。

1. 神 堂

2. 顴 髎

3. 風 市

4. 臑 会

 

はき28−153 灸あたりについて誤っているのはどれか。

1. 瞑眩の一種である。

2. 水庖の破壊により起こる。

3. めまいは症状の一つである。

4. 灸療法を再開したときは総刺激量を少なくする。

 

はき28−154 糖尿病患者に対する灸施術で灸痕化膿リスクが最も低いのはどれか。

1. 艾条灸

2. 焦灼灸

3. 透熱灸

4. 打膿灸

 

はき28−155 灸による温熱刺激の受容・伝導について誤っているのはどれか。

1. 熱刺激で開くイオンチャネルが存在する。

2. Ⅳ群線維によって伝導される。

3. 脊髄後角の侵害受容ニューロンへ伝達する。

4. 熱痛情報は脊髄後側索を上行する。

 

はき28−156 デルマトームを考慮した体制―自律神経反射を利用して下痢の灸治療を行う場合、最も効果が期待 できるのはどれか。

1. 梁 門

2. 帰 来

3. 脾 兪

4. 足三里

 

はき28−157 透熱灸の施灸局所で発痛を増強するのはどれか。

1. ヒスタミン

2. ブラジキニン

3. CGRP

4. プロスタグランジン

 

はき28−158 施灸局所の肥満細胞から放出される血管透過性亢進物質はどれか。

1. IgE

2. 補 体

3. ヒスタミン

4. ブラジキニン

 

はき28−159 広汎性侵害抑制性調節(DNIC)が最も関与するのはどれか。

1. 合谷に透熱灸を行い歯痛が緩和した。

2. 足三里に七分灸を行い胃痛が緩和した。

3. 大腸兪にショウが灸を行い腰痛が改善した。

4. 梁丘に温筒灸を行い膝痛が改善した。

 

はき28−160 施灸後早期に貧食能の活性が亢進すると考えられるのはどれか。

1. T細胞

2. 好中球

3. 線維芽細胞

4. マクロファージ