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足の少陰腎経　KI19

陰都（いんと）

衝脈

【取穴】上腹部、臍中央の上方４寸、前正中線の外方5分

【筋】腹直筋〈筋枝〉肋間神経

〈皮枝〉肋間神経(前皮枝)

【血管】肋間動脈・上腹壁動脈

【同じ高さの経穴】

神闕の上方4寸

中脘―陰都（→0.5寸）―梁門（→2寸）

【陰都（いんと）穴の由来】

「都」は城市とか集合するところを指す。本穴は腎脈に属しているが、腎は水を主り、陰に属している。また、本穴は衝脈の会穴で、衝脈は陰血の海であり、やはり陰に属す。さらに本穴は側腹部にあり、陰側に位置している。つまり陰気が集合する場所であるので、陰部と名づけられた。また、本穴は中脘穴の傍5分にあるが、食を貯えるところであるので、食宮とも名づけられている。

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