- 経穴(ツボ)
- 気衝(きしょう)ツボ
- 2019年03月31日
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足の陽明胃経 ST30
気衝(きしょう)
【取穴】鼡径部、恥骨結合上縁と同じ高さで、前正中線の外方2寸、大腿動脈拍動部
【筋】外腹斜筋〈筋枝〉肋間神経・腸骨下腹神経・腸骨鼡径神経
【筋】内腹斜筋〈筋枝〉肋間神経・腸骨下腹神経・腸骨鼡径神経
〈皮枝〉肋間神経(前皮枝)・腸骨下腹神経(前皮枝)
【血管】浅腹壁動脈・下腹壁動脈・大腿動脈
【同じ高さの経穴】
恥骨結合上縁
曲骨―横骨(→0.5寸)―気衝(→2寸)―急脈(→2.5寸)―衝門(→4寸)
【気衝(きしょう)穴の由来】
「気」は経脈の気や気街(鼠径部)を指し、「衝」は衝撃、上衝を指している。当該穴は気街にあり、腹部における衝脈の脈気の出路であり、それは下行して肝、脾2経につきあたってから、足三里に至る。また腹中の逆気の上衝および妊娠中の子気の上攻を主治するので、この名がつけられたのである。
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