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手の太陽小腸経　SI17

天容（てんよう）

【取穴】前頚部、下顎角の後方、胸鎖乳突筋の前方陥凹部

【筋】胸鎖乳突筋〈筋枝〉副神経・頚神経叢の枝

【筋】顎二腹筋後腹〈筋枝〉顔面神経(顎二腹筋枝)

〈皮枝〉大耳介神経

【血管】後頚動脈

【天容（てんよう）穴の由来】

「天」は人体上部をいい、ここでは頭部を指す。「容」は容貌の
意味。古代、婦女は容貌を飾るのによく耳環をつけたが、耳環が
接触する部位が、このツボに相当する。また、本穴は容貌をそこなう頸・項・面部の疾病を多く治すことから、天容とよばれるのである。

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