- 経穴(ツボ)
- 天池(てんち)ツボ
- 2019年05月9日
手の厥陰心包経 PC1
天池(てんち)
【取穴】前胸部、第4肋間、前正中線の外方5寸
【筋】大胸筋〈筋枝〉内側・外側胸筋神経
【筋】小胸筋〈筋枝〉内側・外側胸筋神経
【筋】肋間筋〈筋枝〉肋間神経
〈皮枝〉肋間神経(外側皮枝)
【血管】胸肩峰動脈・外側胸動脈・肋間動脈
【同じ高さの経穴】
第4肋間(乳頭線上)
膻中―神封(→2寸)―乳中(→4寸)―天池(→5寸)―天渓(→6寸)―輒筋―淵腋
【天池(てんち)穴の由来】
「天」は人体の上部を指している。これは、上を天、下を地とする古代の説に基づくものである。「池」は水の停まるところを意味している。当該穴は乳頭の側にあって、乳峰が高くそびえたち、乳汁が上から湧き出し、その内部の状況は乳汁の池のようである。したがって乳頭の側にある本穴を、天池と名づけたのである。
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