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手の少陽三焦経　TE22

和髎（わりょう）

【取穴】頭部、もみあげの後方、耳介の付け根の前方、浅側頭動脈の後方

【筋】前耳介筋〈筋枝〉顔面神経（側頭枝）

〈皮枝〉下顎神経(三叉神経第3枝)

【血管】浅側頭動脈

【和髎（わりょう）穴の由来】

「和」は正常の意味で、古くは「鼻和すれば即ちよく香臭を知る、口和すれば即ちよく五味を知る、耳和すれば即ちよく五音を聴く、目和すれば即ちよく五色を視る」のように使われた。「髎」は骨の間隙、または陥凹部を指す。このツボへの刺針は、耳、鼻、眼、口の機能回復に役立つことから、和髎と名づけられたのである。

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