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督脈　GV13

陶道（とうどう）

【取穴】上背部、後正中線上、第1胸椎棘突起下方の陥凹部

【筋】棘上靭帯

【筋】棘間靭帯

〈皮枝〉胸神経後枝

【血管】肋間動脈背枝

【同じ高さの経穴】

第1胸椎棘突起下

陶　道―――大　杼（→1.5寸）―――肩外兪（→3寸）

【陶道穴の由来】

「陶」は楽の意義を指す。つまり、心がのびやかに和らぎ、苦しみや心配のない状態をいう。本穴は鬱悶不暢、頭頂部痛、恍惚を主治する。ゆえにこの名がある。また督脈は陽火の気の根元をなし、ちょうど陶器を作る窯の火気の炎上するに似ている。本穴はこの火炎の洞道のようであるので、陶道と命名された。

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