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四択問題
【国試マスター】第17回 はり師きゅう師国家試験問題 四択160問

【国試マスター】

第17回 はり師きゅう師国家試験問題 四択160問

はき国試【17】(問題)

はき国試【17】(記入用紙)

はき国試【17】(解答)

 

受験者数 合格者 合格率
はり師 5,354 4,216 78.7%
きゅう師 5,320 4,171 78.4%

 

 

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2009年度 第17回はり師きゅう師国家試験

 

(はき17) 医療概論 1~2

 

はき17-1 我が国の公費負担医療制度に定められていないのはどれか。

1. 労災患者の入院医療費

2. 措置入院された精神障害者の入院医療費

3. 入院勧告された結核患者の入院医療費

4. 未熟児の入院医療費

 

はき17-2 施術者の倫理について誤っているのはどれか。

1. 十分な情報の提供

2. 患者のQOLの向上

3. 施術内容の記録保持

4. 患者の要求の優先

 

(はき17) 衛生学公衆衛生学 3~10

 

はき17-3 真菌による疾患はどれか。

1. マラリア

2. カンジダ症

3. ウエストナイル熱

4. ツツガムシ病

 

はき17-4 喫煙群と非喫煙群とを10年間観察し、肺がんの発生率を比較した研究はどれか。

1. 患者対照研究

2. コホート研究

3. ランダム化比較試験

4. 介入研究

 

はき17-5 最近の乳児死亡率が最も低い国はどれか。

1. アメリカ合衆国

2. スウェーデン

3. イギリス

4. 日 本

 

はき17-6 自家製の飯ずしを食べた者が呼吸困難と神経麻痺を起こした。病原体はどれか。

1. ノロウイルス

2. ボツリヌス菌

3. ブドウ球菌

4. サルモネラ属

はき17-7 最近の患者調査で精神障害による入院患者数が最も多いのはどれか。

1. 統合失調症

2. うつ病

3. てんかん

4. アルツハイマー病

 

はき17-8 欧米と比較して日本人の死亡率が高いのはどれか。

1. 乳がん

2. 大腸がん

3. 胃がん

4. 肺がん

 

はき17-9 ウイルスによる感染症はどれか。

1. 百日咳

2. マラリア

3. オウム病

4. エボラ出血熱

 

はき17-10 結核の排菌患者が使用した食器の消毒で最も適切なのはどれか。

1. クロルヘキシジン

2. 次亜塩素酸ナトリウム

3. 煮沸消毒

4. 低温殺菌

 

(はき17) 関係法規 11~14

 

はき17-11 あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律で5日以内に免許証を返納しなけれ

ばならないのはどれか。

1. 住所の変更があったとき

2. 氏名の変更があったとき

3. 戸籍の変更があったとき

4. 免許の取消し処分を受けたとき

 

はき17-12 あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律で広告できるのはどれか。

1. 小児鍼

2. 胃腸病の灸

3. 電気鍼

4. 電気温灸

 

はき17-13 はり師、きゅう師の施術上の禁止行為はどれか。

1. 美容を目的とする施術

2. 光線器具の使用

3. 慢性疲労に対する施術

4. 薬品投与の指示

 

はき17-14 はり師、きゅう師として業務を開始できるのはいつからか。

1. はり師、きゅう師試験に合格したとき

2. 合格証書を受領したとき

3. 免許の申請をしたとき

4. はり師、きゅう師名簿に登録されたとき

 

(はき17) 解剖学 15~30

 

はき17-15 内胚葉から分化するのはどれか。

1. 小腸上皮

2. 赤血球

3. 表 皮

4. 平滑筋

 

はき17-16 頭蓋の骨とその穴との組合せで誤っているのはどれか。

1. 上顎骨 ― 眼窩下孔

2. 蝶形骨 ― 正円孔

3. 側頭骨 ― 卵円孔

4. 後頭骨 ― 舌下神経管

 

はき17-17 筋とその作用との組合せで誤っているのはどれか。

1. 広背筋  - 肩関節の内転

2. 大殿筋  - 股関節の伸展

3. 長掌筋  - 手関節の屈曲

4. ヒラメ筋 - 足関節の背屈

 

はき17-18 手の第2~4指を外転させるのはどれか。

1. 回外筋

2. 虫様筋

3. 掌側骨間筋

4. 背側骨間筋

 

はき17-19 閉鎖神経に支配される筋はどれか。

1. 外閉鎖筋

2. 内閉鎖筋

3. 大腿筋膜張筋

4. 縫工筋

 

はき17-20 左右の肺について正しい記述はどれか。

1. 左が右より容積が大きい。

2. 左には水平裂がある。

3. 右には心切痕がある。

4. 右は上大静脈に接する。

 

はき17-21 喉頭について誤っている記述はどれか。

1. 甲状軟骨は輪状軟骨と関節する。

2. 喉頭隆起は甲状軟骨にある。

3. 披裂軟骨は対をなす。

4. 声帯靭帯は輪状軟骨に付く。

 

はき17-22 内分泌腺について誤っている記述はどれか。

1. 下垂体前葉は神経性下垂体と呼ばれる。

2. 上皮小体は甲状腺の背面にある。

3. 副腎髄質は外胚葉に由来する。

4. 膵臓の内分泌細胞で一番多いのはβ細胞である。

 

はき17-23 心臓の動脈弁はどれか。

1. 二尖弁

2. 三尖弁

3. 僧帽弁

4. 半月弁

 

はき17-24 胎児の血液循環について誤っている記述はどれか。

1. 臍動脈は2本である。

2. 動脈管は肺動脈と上行大動脈を結ぶ。

3. 静脈管は門脈と下大静脈を結ぶ。

4. 卵円孔は心房中隔にある。

 

はき17-25 脳神経とその分布域との組合せで正しいのはどれか。

1. 動眼神経 - 外側直筋

2. 眼神経   - 網 膜

3. 鼓索神経 - 舌

4. 迷走神経 - 耳下腺

 

はき17-26 坐骨神経の枝とその支配筋との組合せで誤っているのはどれか。

1. 腓腹神経   - ヒラメ筋

2. 深腓骨神経  - 前脛骨筋

3. 外側足底神経 - 母指内転筋

4. 内側足底神経 - 母指外転筋

 

はき17-27 脊髄神経の走路について正しい記述はどれか。

1. 大腿神経は血管裂孔を通る。

2. 閉鎖神経は筋裂孔を通る。

3. 陰部神経は小坐骨孔を通る。

4. 坐骨神経は梨状筋上孔を通る。

 

はき17-28 自律神経系について誤っている記述はどれか。

1. 自律神経の中枢は視床下部にある。

2. 鼓索神経には交感神経線維が含まれる。

3. 交感神経の節前ニューロンは胸髄から上部腰髄にかけて存在する。

4. 骨盤内臓神経は副交感神経である。

 

はき17-29 ヒトの脳で最も表面積が大きいのはどれか。

1. 側頭葉

2. 前頭葉

3. 頭頂葉

4. 後頭葉

 

はき17-30 感覚伝導路と中継核との組合せで正しいのはどれか。

1. 聴覚伝導路  - 内側膝状体

2. 視覚伝導路  - 下 丘

3. 味覚伝導路  - 赤 核

4. 平衡覚伝導路 - 蝸牛神経核

 

(はき17) 生理学 31~44

 

はき17-31 血液中を二酸化炭素が運搬される際の存在様式で最も多いのはどれか。

1. 血漿蛋白と結合

2. ヘモグロビンと結合

3. 重炭酸イオンとして溶解

4. 遊離二酸化炭素として溶解

 

はき17-32 心周期で心房内圧が心室内圧より高い時期はどれか。

1. 等容性収縮期

2. 駆出期

3. 等容性弛緩期

4. 充満期

 

はき17-33 安静時の肺気量で最も少ないのはどれか。

1. 1回換気量

2. 残気量

3. 死腔量

4. 肺胞換気量

 

はき17-34 意識的に排便を抑えるのはどれか。

1. 陰部神経の興奮

2. 下腹神経の抑制

3. 横隔神経の興奮

4. 骨盤神経の興奮

 

はき17-35 脂質について正しい記述はどれか。
1. 脂肪酸は主に解糖系で代謝される。

2. コレステロールはサイロキシンの前駆物質である。

3. 脂質は蛋白質と結合した形で血液中を運搬される。

4. 中性脂肪は1分子のグリセロールと5分子の脂肪酸からなる。

 

はき17-36 体温のセットポイントが急上昇している時に起こらないのはどれか。

1. 皮膚血管拡張

2. ふるえ

3. 悪 寒

4. 立毛筋収縮

 

はき17-37 健常成人で腎臓に流入する血漿のうち糸球体でろ過される割合はどれか。

1. 20%

2. 40%

3. 60%

4. 80%

 

はき17-38 標的細胞の細胞膜にある受容体と結合して生理作用を発現するホルモンはどれか。

1. コルチゾール

2. アドレナリン

3. サイロキシン

4. エストラジオール

 

はき17-39 化学シナプス伝達の特徴として誤っている記述はどれか。

1. 一方向性伝達である。

2. シナプス遅延が100msある。
3. 化学伝達物質によって興奮性が決まる。

4. 疲労しやすい。

 

はき17-40 自律神経とその受容体と の組合せで誤っているのはどれか。

1. 交感神経節前線維  - α受容体

2. 交感神経節後線維  - β受容体

3. 副交感神経節前線維 - ニコチン受容体

4. 副交感神経節後線維 - ムスカリン受容体

 

 

はき17-41 視床下部に調節中枢がないのはどれか。

1. 血 糖

2. 水 分

3. 体 温

4. 排 尿

 

はき17-42 筋収縮においてアクチンフィラメントとミオシン頭部の結合に必要なイオンはどれか。

1. カルシウムイオン

2. カリウムイオン

3. ナトリウムイオン

4. 水素イオン

 

はき17-43 Ⅰa群求心性線維がかかわるのはどれか。

1. 自原抑制

2. 拮抗抑制

3. 屈曲反射

4. 交叉性伸展反射

 

はき17-44 受容器と求心性線維との組合せで誤っているのはどれか。

1. ゴルジ腱器官 - Ⅰb群求心性線維

2. パチニ小体  - Ⅱ群求心性線維

3. 筋紡錘    - Ⅲ群求心性線維

4. 侵害受容器  - Ⅳ群求心性線維

 

(はき17) 病理学 45~51

 

はき17-45 粉じんが吸気と共に肺に侵入して引き起こされる疾患はどれか。

1. 珪肺症

2. 肺胞蛋白症

3. 肺塞栓症

4. 気管支拡張症

 

はき17-46 静脈血が門脈に流入しないのはどれか。

1. 小 腸

2. 脾 臓

3. 膵 臓

4. 腎 臓

 

はき17-47 炎症にかかわる細胞とそれらが主役をなす炎症との組合せで誤っているのはどれか。

1. 好中球  - 化膿性炎症

2. 好酸球  - アレルギー性炎症

3. 形質細胞 - 結核性炎症

4. リンパ球 - 慢性炎症

 

はき17-48 病原体と疾患との組合せで誤っているのはどれか。

1. ヘリコバクター・ピロリ - 胃 炎

2. クロストリジウム    - 偽膜性腸炎

3. 大腸菌         - 出血性大腸炎

4. クラミジア       - 帯状庖疹

 

はき17-49 感染症と感染経路との組合せで誤っているのはどれか。

1. A型肝炎    - 接触感染

2. インフルエンザ - 飛沫感染
3. 急性灰白髄炎  - 経口感染

4. 日本脳炎    - 節足動物媒介感染

 

はき17-50 自己免疫疾患とその障害臓器との組合せで誤っているのはどれか。

1. 橋本病         - 甲状腺

2. 悪性貧血        - 胃

3. 進行性全身性硬化症   - 中枢神経

4. 全身性エリテマトーデス - 腎 臓

 

はき17-51 男性よりも女性に多い癌はどれか。

1. 膵臓癌

2. 胆嚢癌

3. 肝臓癌

4. 食道癌

 

(はき17) 臨床医学総論 52~62

 

はき17-52 問診(医療面接)を行う際の注意として適切でない記述はどれか。
1. 温かみのある態度で接し、患者との信頼関係を築く。

2. ある症状がみられないといった陰性症状は重要である。

3. 特定の疾患を推定し、それに沿って行う。

4. 患者の個人情報が漏れないようにする。

 

はき17-53 閉脚起立時に閉眼すると著明に動揺する場合、病巣で適切なのはどれか。

1. 大脳皮質

2. 大脳基底核

3. 小 脳

4. 脊髄後索

 

はき17-54 ホルネル症候群で誤っているのはどれか。

1. 眼裂狭小

2. 眼 振

3. 眼球陥凹

4. 縮 瞳

 

はき17-55 失神性めまいについて誤っている記述はどれか。

1. 眼振を伴う。

2. 眼前暗黒がある。

3. 頸部の圧迫で起こる。

4. 一過性の脳虚血状態である。

 

はき17-56 無月経の原因として適切でないのはどれか。

1. 妊 娠

2. 下垂体腫瘍

3. 神経性食思不振症

4. 子宮内膜症

 

はき17-57 易感染性に注意すべき疾患はどれか。

1. 高血圧症

2. 痛 風

3. 悪性リンパ腫

4. 高脂血症

 

はき17-58 肥満をきたす疾患はどれか。

1. 下垂体機能低下症

2. 甲状腺機能亢進症

3. クッシング症候群

4. アジソン病

 

はき17-59 先天性心疾患でチアノーゼをきたしやすいのはどれか。

1. ファロー四徴症

2. 心房中隔欠損症

3. 心室中隔欠損症

4. 大動脈狭窄症

 

はき17-60 食中毒の原因菌で激しい下痢を主症状としないのはどれか。

1. 腸炎ビブリオ

2. ボツリヌス菌

3. サルモネラ属

4. ブドウ球菌

 

はき17-61 神経ブロックとその適応との組合せで誤っているのはどれか。

1. 眼窩下神経ブロック - 三叉神経痛

2. 顔面神経ブロック  - 顔面神経麻痺

3. 星状神経節ブロック - 手の血流障害

4. 肩甲上神経ブロック - 五十肩

 

はき17-62 頭痛と痛みの性状との組合せで誤っているのはどれか。
1. 片頭痛         - 拍動性の痛み

2. 緊張型頭痛       - 締め付けられるような痛み

3. 群発頭痛        - 後頸部がひきつるような痛み

4. クモ膜下出血による頭痛 - 金づちで殴られたような痛み

 

(はき17) 臨床医学各論 63~88

 

はき17-63 パーキンソン病の振戦が最も起こりやすいのはどれか。

1. じっとしているとき

2. 何か物を取ろうとするとき

3. 字を書くとき

4. からだの前で手を保持するとき

 

はき17-64 アルコール依存症の離脱症状として適切でないのはどれか。

1. 手指振戦

2. 幻 視

3. 発 汗

4. 四肢のしびれ

 

はき17-65 高齢者が起こしやすい骨折はどれか。

1. 鎖骨骨折

2. 上腕骨近位部骨折

3. 上腕骨顆上骨折

4. 上腕骨外顆骨折

 

はき17-66 脊椎分離症で誤っているのはどれか。

1. 上下関節突起間に起こる。

2. 腰椎下部に好発する。

3. 初期より神経根症状を示す。

4. スポーツ選手に多い。

 

はき17-67 食習慣と起こりやすい疾病との組合せで正しいのはどれか。

1. 脂質が多い       - 痛 風

2. 糖質が多い       - 胆石症

3. 蛋白質が多い      - 肝硬変

4. 摂取エネルギー量が多い - 脂肪肝

 

はき17-68 糖尿病患者に合併しやすいのはどれか。

1. 結膜出血

2. 甲状腺腫大

3. 下肢の知覚鈍麻

4. アキレス腱反射亢進

 

はき17-69 胃潰瘍について誤っている記述はどれか。

1. 女性より男性に多い。

2. 好発部位は胃の大弯である。

3. エックス線像でニッシェがみられる。

4. ヘリコバクター・ピロリの感染と関係がある。

 

はき17-70 気管支喘息について誤っている記述はどれか。

1. 気道の炎症がみられる。

2. 気道の狭窄を呈する。

3. 発作時は咳嗽・息苦しさがみられる。

4. 肺機能検査では拘束性障害を示す。

 

はき17-71 肺結核を疑う症状で適切でないのはどれか。

1. 胸 痛

2. 喀 痰

3. 微 熱

4. 咳 嗽

 

はき17-72 関節リウマチの関節外症状として適切でないのはどれか。

1. 間質性肺炎

2. 皮下結節

3. 血管炎

4. 陰部潰瘍

 

はき17-73 鉄欠乏性貧血について適切でない記述はどれか。

1. 息切れ・動悸の訴えがある。

2. 妊娠時に起こりやすい。

3. ビタミン剤の投与が有効である。

4. 血清フェリチン値は減少する。

 

はき17-74 副腎の疾患と症状との組合せで正しいのはどれか。
1. 原発性アルドステロン症 - 高カリウム血症

2. クッシング症候群    - 高血糖

3. 褐色細胞腫       - 低血圧

4. アジソン病       - 多 毛

 

はき17-75 大動脈弁狭窄症で誤っているのはどれか。

1. 拡張期雑音

2. 左室肥大

3. 肺うっ血

4. 心拍出量低下

 

はき17-76 心筋梗塞の心電図変化で誤っているのはどれか。

1. ST上昇

2. 異常Q波

3. 冠性T波

4. PQ時間短縮

 

はき17-77 「60歳の男性。糖尿病発症から15年経過、現在腎機能は正常。収縮期血圧は180mmHg、拡張期血圧は90mmHgである。」

早期糖尿病性腎症を最も示唆するのはどれか。

1. クレアチニンクリアランス低下

2. 微量アルブミン尿

3. HbA1c高値

4. 血 尿

 

はき17-78 「60歳の男性。糖尿病発症から15年経過、現在腎機能は正常。収縮期血圧は180mmHg、拡張期血圧は90mmHgである。」

最近下肢の冷感が出現している。最も優先度の高いスクリーニング検査はどれか。

1. 心電図

2. 頸動脈超音波検査

3. 足背動脈拍動の確認

4. 両側アキレス腱反射

 

はき17-79 「69歳の女性。10年前から高血圧症にて内服加療中。時々右上下肢のしびれを自覚していたが、最近物忘れがひどくなってきた。また、わけもなく泣いたりすることも多い。物忘れが多いわりに判断力は保たれている。」

最も考えられるのはどれか。

1. アルツハイマー病

2. 脳血管性認知症

3. ピック病

4. プリオン病

 

はき17-80 「69歳の女性。10年前から高血圧症にて内服加療中。時々右上下肢のしびれを自覚していたが、最近物忘れがひどくなってきた。また、わけもなく泣いたりすることも多い。物忘れが多いわりに判断力は保たれている。」

この症例に対する対応で適切でないのはどれか。

1. 要求があった場合は、それを満たすように対応する。

2. 失敗した時は叱る。

3. 外出を希望した場合は、断らず付き合う。

4. 簡単な仕事を与え、それができればほめる。

 

はき17-81 疾患と症状との組合せで誤っているのはどれか。

1. 猩紅熱   - コプリック斑

2. 破傷風   - 牙関緊急

3. 細菌性赤痢 - 膿粘血便

4. ジフテリア - 咽頭・喉頭偽膜

 

はき17-82 アレルギー性鼻炎について誤っている記述はどれか。

1. 発作性のくしゃみがある。

2. 水様性鼻汁を特徴とする。

3. IgG抗体が関与する。

4. 手術療法が行われる。

 

はき17-83 特発性三叉神経痛で正しい記述はどれか。
1. 若年者に多い。

2. 一日中シクシク痛む。

3. 疼痛を誘発する部位がある。

4. 内服薬は無効である。

 

(はき17) リハビリテーション医学 84~91

 

はき17-84 徒手筋力テストで筋の収縮はみられるが、関節運動は起こらないのはどれか。

1. MMT1

2. MMT2

3. MMT3

4. MMT4

 

はき17-85 足の内側縦アーチを構成する骨で誤っているのはどれか。

1. 踵 骨

2. 舟状骨

3. 立方骨

4. 第1中足骨

 

はき17-86 肩関節の外転運動で誤っている記述はどれか。
1. 肩甲骨は上方回旋する。

2. 肩甲骨と肩甲上腕関節の動きの割合はおよそ2対1である。

3. 腱板は上腕骨頭を肩甲骨関節窩に保持、安定させる。

4. 鎖骨が同時に動く。

 

はき17-87 歩幅が一定のまま歩行率(ケイデンス)が増加したときの正しい記述はどれか。

1. 歩隔が小さくなる。

2. 歩行速度が上がる。

3. 1歩行周期の時間が長くなる。

4. 歩行周期における二重支持期の割合は変化しない。

 

はき17-88 高次脳機能障害はどれか。

1. 半側空間無視

2. 意識障害

3. 食欲亢進

4. 不 眠

 

はき17-89 脳卒中片麻痺患者への歩行指導について正しい記述はどれか。
1. 歩行訓練開始時に歩行器を使用させる。

2. 感覚障害が強い患者にはプラスチック製短下肢装具を使用させる。

3. 見守り歩行では介助者は患者の健側に位置する。

4. 3動作歩行では杖をついた後は患側下肢を前に出させる。

 

はき17-90 胸髄レベルの脊髄損傷完全麻痺患者について正しい記述はどれか。

1. 横隔膜麻痺がある。

2. 排便障害がみられる。

3. 下肢の筋緊張が低下する。

4. 移動には電動車いすが必要である。

 

はき17-91 大腿骨頸部骨折に対する人工骨頭置換手術前後のリハビリテーションで正しい記述はどれか。

1. 手術前は両下肢の自動運動を禁止する。

2. 手術創が癒合し抜糸してから座位を開始する。

3. 座位が安定してから歩行訓練を開始する。

4. 術後1か月は患肢の荷重を禁止する。

 

(はき17) 東洋医学概論 92~105

 

はき17-92 陰陽の分類について正しい組合せはどれか。

1. 血 - 陽

2. 営 - 陰

3. 津 - 陰

4. 腹 - 陽

 

はき17-93 臓腑とその生理作用について正しい組合せはどれか。

1. 肺   - 治節を主る。

2. 心 包 - 血を蔵す。

3. 胆   - 清濁を分別する。

4. 胃   - 糟粕を伝化する。

 

はき17-94 五行色体に基づく肝の症状で誤っている記述はどれか。

1. 顔色が青い。

2. 涙がよく出る。

3. うなり声が出る。

4. 爪が変形する。

 

はき17-95 奇恒の腑に属するのはどれか。

1. 骨

2. 筋

3. 肉

4. 皮

 

はき17-96 寒邪の特徴でないのはどれか。

1. 収斂作用をもつ。

2. 気血を阻滞する。

3. 遊走性をもつ。

4. 陰性の外邪である。

 

はき17-97 病邪と損傷する対象との組合せで正しいのはどれか。

1. 燥 邪 - 血

2. 火 邪 - 気

3. 湿 邪 - 津 液

4. 風 邪 - 営 気

 

はき17-98 熱証にみられないのはどれか。

1. 鼾 声

2. 月経先期

3. 小便自利

4. 口 渇

 

はき17-99 四肢の冷え、胸痛、畏寒を示す病証はどれか。

1. 肝陰虚

2. 腎陰虚

3. 心陽虚

4. 脾陽虚

 

はき17-100 胸苦しさと手掌のほてりを呈する経脈病証の所見で適切でないのはどれか。

1. 頭 痛

2. 咽の渇き

3. 腋の腫れ

4. 前腕の痛み

 

はき17-101 八裏の脈はどれか。

1. 伏 脈

2. 代 脈

3. 緊 脈

4. 短 脈

 

はき17-102 右肩関節痛に対して左肩に刺鍼する刺法はどれか。

1. 遠道刺

2. 絡 刺

3. 毛 刺

4. 巨 刺

 

はき17-103 難経六十九難に基づく腎虚証の治療穴の部位はどれか。
1. 太谿の上方3寸でアキレス腱の前

2. 神門の上方1寸5分で尺側手根屈筋腱の橈側

3. 膝窩横紋の内端で半腱様筋腱と半膜様筋腱の間

4. 太淵の上方1寸で橈骨動脈の拍動部

 

はき17-104 「咽喉の閉塞感、怒りっぽい、抑うつ、胸脇苦満」

最も考えられる脈状はどれか。

1. 濡 脈

2. 弦 脈

3. 濇 脈

4. 結 脈

 

はき17-105 「咽喉の閉塞感、怒りっぽい、抑うつ、胸脇苦満」

本病証に用いる鍼の補瀉法で適切なのはどれか。

1. 細い鍼を用いる。

2. 経穴をよく按じてから刺入する。

3. 呼気に刺入し、吸気に抜鍼する。

4. 抜鍼後、鍼孔を指で塞がない。

 

(はき17) 経絡経穴概論 106~120

 

はき17-106 胃経の流注について誤っているのはどれか。

1. 外眼角から始まる。

2. 腹部では脾経と腎経の中央を流れる。

3. 足関節では前脛骨筋腱の外側を流れる。

4. 足の第2指外側爪甲根部に終わる。

 

はき17-107 胆経の流注上にない筋はどれか。

1. 頭板状筋

2. 前鋸筋

3. 半腱様筋

4. 長腓骨筋

 

はき17-108 骨度法で胸骨体下端から恥骨結合上際までの長さはどれか。

1. 9寸

2. 11寸

3. 13寸

4. 15寸

 

はき17-109 2穴の間隔が2寸になる組合せはどれか。

1. 足三里 - 上巨虚

2. 関 元 - 石 門

3. 陽 輔 - 懸 鐘

4. 郄 門 - 間 使

 

はき17-110 取穴法で誤っている記述はどれか。

1. 上星は顖会と前髪際との中間に取る

2. 顱息は乳様突起底の後部陥中に取る。

3. 承霊は正営と脳空との中間に取る

4. 聴宮は下顎骨関節突起の後縁に取る。

 

はき17-111 腹直筋上に取穴する経穴はどれか。

1. 外 陵

2. 日 月

3. 五 枢

4. 腹 結

 

はき17-112 足背で中足骨底間にない経穴はどれか。

1. 足臨泣

2. 内 庭

3. 衝 陽

4. 太 衝

 

はき17-113 臍の上3寸の高さにない経穴はどれか。

1. 関 門

2. 建 里

3. 腹 哀

4. 石 門

 

はき17-114 第4胸神経のデルマトームにない経穴はどれか。

1. 屋 翳

2. 神 封

3. 天 渓

4. 天 池

 

はき17-115 取穴の際、胸鎖乳突筋を指標としない経穴はどれか。

1. 天 容

2. 天 衝

3. 天 鼎

4. 天 牖

 

はき17-116 膈兪について誤っているのはどれか。

1. 膀胱経に所属する。

2. 左右の肩甲骨下角を結ぶ線を基準に取る。

3. 胃の六つ灸で用いる。

4. 脈会である。

 

はき17-117 兪木穴はどれか。

1. 足通谷

2. 陥 谷

3. 前 谷

4. 陽 谷

 

はき17-118 任脈の絡穴の部位はどれか。

1. オトガイ唇溝の正中

2. 神闕の下1寸

3. 胸骨体下端の下1寸

4. 会陰部の中央

 

(はき17) 東洋医学臨床論 119~140

 

はき17-119 東洋医学的な治療原則として誤っている記述はどれか。

1. 春夏は深刺する。

2. 有余なるものは瀉す。

3. 緩なれば本を治す。

4. 陥下するものは灸す。

 

はき17-120 「逆子の灸」としてよく用いられる施灸部位はどれか。

1. 足の第4指外側爪甲根部

2. 足の第4指内側爪甲根部

3. 足の第5指外側爪甲根部

4. 足の第5指内側爪甲根部

 

はき17-121 次の文で示す患者の病証に対し、適切な治療方針はどれか。
「40歳の男性。エビを食べたところ発疹が現われた。発疹は赤みを帯び膨隆もみられる。舌質は紅。舌苔は黄膩。脈は滑数。」
1. 風寒を除く。

2. 湿熱を除く。

3. 血を補う。

4. 津液を補う。

 

はき17-122 次の文で示す患者の病証に対し、適切な治療方針はどれか。
「50歳の女性。3か月前から空腹感はあるが食欲がない。口は渇くが水を飲みたがらない。舌質は紅。無苔。脈は細数。」

1. 肝血を補う。

2. 心陽を補う。

3. 肺気を補う。

4. 胃陰を補う。

 

はき17-123 次の文で示す患者の病証に対する刺法として適切なのはどれか。
「45歳の女性。冷感が足先から膝や腰まで上がり、下痢しやすい。」

1. 陰 刺

2. 浮 刺

3. 報 刺

4. 輸 刺

 

はき17-124 次の文で示す患者の病証に対し、難経六十九難に基づく治療を行う場合、適切な経穴はどれか。「32歳の男性。数年前から鈍い腹痛があり腹をさすると楽になる。倦怠感があり、泥状便がみられる。」

1. 侠 渓・足通谷

2. 少 衝・大 敦

3. 大 都・少 府

4. 太 淵・太 白

 

はき17-125 下垂足を呈する不全麻痺に対して上巨虚穴と条口穴に鍼通電療法を行った場合、目的とする筋に鍼が刺入されていることを確認する足関節の動きはどれか。

1. 外 反・屈 曲(底 屈)

2. 外 反・伸 展(背 屈)

3. 内 反・屈 曲(底 屈)

4. 内 反・伸 展(背 屈)

 

はき17-126 運動による筋肉痛に対して局所施術を行う場合、罹患筋と治療穴との組合せで適切でないのはどれか。

1. 三角筋   - 肩 髎

2. 上腕三頭筋 - 消 濼

3. 半腱様筋  - 中 瀆

4. 後脛骨筋  - 三陰交

 

はき17-127 肩こりを訴える患者に対し、肩甲挙筋の緊張緩和を目的に罹患筋起始部へ刺鍼する場合、適切なのはどれか。

1. 外後頭隆起部

2. 乳様突起部

3. 第3頸椎横突起部

4. 第6頸椎横突起部

 

はき17-128 次の文で示す患者の病態に対し、罹患局所への施術部位として適切なのはどれか。「39歳の男性。友人の引っ越し作業を手伝った後、肩関節前面の痛みを自覚するようになった。外転外旋時に痛みが強い。ヤーガソンテスト陽性。」

1. 烏口突起部

2. 結節間溝部

3. 棘下部

4. 肩甲骨下角部

 

はき17-129 次の文で示す患者の病態に対し、罹患部への局所治療穴として適切なのはどれか。「62歳の男性。前腕尺側に痛みがあり、薬指・小指にしびれがある。上腕骨外顆骨折の既往があり、フローマン徴候陽性。」

1. 小 海

2. 曲 池

3. 天 井

4. 孔 最

 

はき17-130 トレンデレンブルグ徴候を呈する場合、罹患局所への治療部位として最も適切なのはどれか。

1. 第3腰椎棘突起周囲

2. 大転子周囲

3. 膝蓋骨周囲

4. 踵骨周囲

 

はき17-131 次の文で示す患者の病態に対し、罹患部への局所治療穴として適切なのはどれか。「23歳の女性。バレーボール選手。スパイクの着地時に膝前面が痛む。」

1. 委 陽

2. 曲 泉

3. 犢 鼻

4. 陽陵泉

 

はき17-132 腰椎椎間関節部への施術の必要性を示す理学検査所見はどれか。

1. ケンプ徴候陽性

2. ニュートンテスト陽性

3. パトリックテスト陽性

4. ボンネットテスト陽性

 

はき17-133 「55歳の男性。3か月前より右耳の後ろから側頭部にかけてピリッとした電撃様の痛みが起こる。めまい、嘔気はない。」最も考えられるのはどれか。

1. 三叉神経第1枝痛

2. 片頭痛

3. 緊張型頭痛

4. 小後頭神経痛

 

はき17-134 「55歳の男性。3か月前より右耳の後ろから側頭部にかけてピリッとした電撃様の痛みが起こる。めまい、嘔気はない。」罹患部への局所治療穴として適切なのはどれか。

1. 完 骨

2. 天 柱

3. 下 関

4. 百 会

 

はき17-135 「28歳の女性。11月頃より肩甲部から上肢にかけて重だるさと痛みが出現した。また食後の腹脹と下痢がある。寒冷により症状は増強し、温めると軽減する。」痹証とした場合、適切なのはどれか。

1. 行 痹

2. 痛 痹

3. 着 痹

4. 熱 痹

 

はき17-136 「28歳の女性。11月頃より肩甲部から上肢にかけて重だるさと痛みが出現した。また食後の腹脹と下痢がある。寒冷により症状は増強し、温めると軽減する。」施術対象として適切な経脈はどれか。

1. 肺 経

2. 三焦経

3. 心包経

4. 小腸経

 

はき17-137 「35歳の男性。肩痛に対する鍼治療を受けた後から咳、胸痛、呼吸困難、冷汗が出現した。音声振盪が減弱している。」最も優先されるべき検査はどれか。

1. 胸部エックス線検査

2. 呼吸機能検査

3. 超音波検査

4. 心電図検査

 

はき17-138 「35歳の男性。肩痛に対する鍼治療を受けた後から咳、胸痛、呼吸困難、冷汗が出現した。音声振盪が減弱している。」「深く刺しすぎると呼吸困難を引き起こす」と指摘されている経穴はどれか。

1. 巨 骨

2. 天 宗

3. 肩 井

4. 肩 髎

 

はき17-139 「55歳の男性。主訴は左腰痛。体幹の後屈時に痛みが増強し、左殿部に放散痛がみられる。L4-L5棘突起間外側2cmの部の圧痛、SLRテスト陰性、膝蓋腱反射・アキレス腱反射正常、L2~S1の知覚検査異常なし。」放散痛を引き起こす可能性の最も高いのはどれか。

1. 脊髄神経後枝内側枝

2. 脊椎洞神経

3. 交感神経

4. 神経根

 

はき17-140 「55歳の男性。主訴は左腰痛。体幹の後屈時に痛みが増強し、左殿部に放散痛がみられる。L4-L5棘突起間外側2cmの部の圧痛、SLRテスト陰性、膝蓋腱反射・アキレス腱反射正常、L2~S1の知覚検査異常なし。」罹患部への鍼治療として最も適切な刺鍼部位はどれか。

1. 多裂筋

2. L4-L5間の棘間靭帯

3. 下部腰椎椎間関節部

4. L5神経根

 

(はき17) はり理論 141~150

 

はき17-141 最も古い刺鍼法はどれか。

1. 撚鍼法

2. 管鍼法

3. 打鍼法

4. 皮内鍼法

 

はき17-142 管鍼法に最も適した鍼尖の形状はどれか。

1. ノゲ形

2. 松葉形

3. スリオロシ形

4. 卵 形

 

はき17-143 古代九鍼のうち圧迫を目的とするのはどれか。

1. 員利鍼

2. 鍉 鍼

3. 毫 鍼

4. 鋒 鍼

 

はき17-144 体表を繰り返し刺激する手技はどれか。

1. 単刺術

2. 回旋術

3. 屋漏術

4. 細指術

 

はき17-145 鍼の抜き忘れの防止策として適切でない記述はどれか。

1. 置鍼した鍼の本数を確認し記載する。

2. 単回使用毫鍼の使用時は、鍼管と抜鍼した鍼が同数であることを確認する。

3. 鍼は刺入した者が抜く。

4. 抜き忘れの最終確認は患者自身に委ねる。

 

はき17-146 抜鍼困難時に用いる処置で適切でないのはどれか。

1. 副刺激術

2. 示指打法

3. 返し鍼

4. 迎え鍼

 

はき17-147 消毒のレベルと実例との組合せで適切でないのはどれか。

1. 洗 浄 - 胸 枕

2. 消 毒 - 施術者の手指

3. 消 毒 - 円皮鍼

4. 滅 菌 - 毫 鍼

 

はき17-148 鍼治療による鎮痛発現に関与しないのはどれか。

1. 患部の循環改善

2. 内因性オピオイドの産生

3. 脊髄膠様質細胞の興奮

4. 脳内ドパミンの減少

 

はき17-149 腹部鍼刺激で起こる胃運動抑制反応に主として関与するのはどれか。

1. 延 髄

2. 迷走神経

3. 交感神経

4. 仙 髄

 

はき17-150 脊髄の部位で痛覚を伝える一次求心性ニューロンがシナプスを形成するのはどれか。

1. 前 角

2. 後 角

3. 前 索

4. 後 索

 

(はき17) きゅう理論 151~160

 

はき17-151 艾の原料であるヨモギの採取時期として最も適切なのはどれか。

1. 2月

2. 5月

3. 9月

4. 11月

 

はき17-152 艾に関して正しい記述はどれか。

1. ヨモギの葉の表面には毛茸が多い。

2. 良質艾は毛茸を含まない。

3. チネオール(シネオール)は線維様物質である。

4. 腺毛は揮発性の精油を含む。

 

はき17-153 灸術の種類で誤っている組合せはどれか。

1. 透熱灸       - 糸状灸

2. 隔物灸       - 温筒灸
3. 知熱灸       - 八分灸

4. 艾を使用しない灸法 - 紅 灸

 

はき17-154 皮膚に損傷を与えないのはどれか。

1. 透熱灸

2. ニンニク灸

3. 打膿灸

4. 焦灼灸

 

はき17-155 灸による瀉法はどれか。

1. 燃焼後の灰を除去して施灸する。

2. 艾炷の底面を小さくして施灸する。

3. 良質の艾を軟らかくひねって施灸する。

4. 自然消火を待つ。

 

はき17-156 施灸部の消毒方法で適切でないのはどれか。

1. 施灸前後に行う。

2. ラビング法で擦り込む。

3. 遠心性に渦巻き状に拭く。

4. 消毒用エタノールを用いる。

 

はき17-157 施灸によるフレア一現象に関与しないのはどれか。

1. CGRP

2. Ⅳ群線維

3. ポリモーダル受容器

4. 広作動域ニューロン

 

はき17-158 透熱灸による生体反応でないのはどれか。

1. C線維の興奮

2. 血管透過性の亢進

3. クラウゼ小体の興奮

4. マスト細胞の活性化

 

はき17-159 ホメオスタシスについて適切な記述はどれか。

1. 交感神経は関与しない。

2. レイリーが提唱した。
3. ネガティブフィードバックにより調節される。

4. 緊急反応時にはアドレナリン分泌が抑制される。

 

はき17-160 圧自律神経反射に関与しないのはどれか。

1. 汗 腺

2. 交感神経

3. 感覚神経

4. 運動神経