- 徒手検査法
- 前方引き出しテスト
- 2019年06月28日
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No. 48
【徒手検査法・徴候】
前方引き出しテスト
【鑑別疾患】
前十字靭帯損傷
【やり方】
仰臥位。股関節・膝関節を屈曲させる。被検者の足部を検者の膝・または殿部で固定し、両手で下腿近位部を保持する。大腿骨に対し下腿を前方に引く(前方引き出しテスト)。次いで、後方に押す(後方引き出しテスト)
判定:前後への動揺が著名であれば陽性
意義:前方引き出しテスト陽性は前十字靱帯損傷、後方引き出しテスト陽性は後十字靱帯損傷
前方引き出しテストを膝関節軽度屈曲位で行う場合、ラックマンテストという。
【経穴】
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【徒手検査法 オススメ本 3選】
臨床の現場でもスポーツ現場でも徒手検査法は大切です。医療系の国家試験でも多数出題されるので、この機会にたくさんの本を読んで理解を深めてみてはいかがですか?☺
『適切な判断を導くための整形外科徒手検査法エビデンスに基づく評価精度と検査のポイント』
リハビリテーション現場や国家試験で頻出する整形外科徒手検査法を精選し、エビデンスや解剖学、 運動学等の周辺知識とともに解説している優れ本です😊
『整形外科テストポケットマニュアル臨床で使える徒手的検査法86』
【ポケットサイズで持ち歩きに便利、実習で臨床で役立つ一冊!】
整形外科領域の86の徒手的テストをコンパクトにまとめたポケット版
テスト実施の際の注意事項、メカニズムや疑われる疾患についての解説コラムなども充実しています😊
本書では脊柱や肩関節、肘、骨盤、股関節、膝といった主要部位のみならず、足・足首、手・指など末端にまで及ぶ全身の90の検査法を紹介していて、各検査法が見開きで解説されているので、理解しやすく、また非常に使いやすいです😊