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四択問題
【国試マスター】第23回 はり師きゅう師国家試験問題 四択160問

【国試マスター】

第23回 はり師きゅう師国家試験問題 四択160問

はき国試【23】(問題)

はき国試【23】(記入用紙)

はき国試【23】(解答)

 

受験者数 合格者 合格率
はり師 4,976 3,808 76.5%
きゅう師 4,893 3,773 77.1%

 

 

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2015年度 第23回はり師きゅう師国家試験

 

(はき23) 医療概論 1~3

 

はき23-1 個人情報保護法による患者情報の取り扱いについて正しいのはどれか。

1. 利用目的は特定しない。

2. 内容を更新しない。

3. 本人への開示を遅滞しない。

4. 苦情へは対処しない。

 

はき23-2 平成24年度衛生行政報告例による就業者数統計で最も少ない医療職種はどれか。

1. はり師

2. きゅう師

3. 柔道整復師

4. あん摩マッサージ指圧師

 

はき23-3 介護保険制度の内容として正しいのはどれか。

1. 市町村および特別区が保険者である。

2. 65歳以上は第2号被保険者である。

3. 介護を要する状態の予防は給付対象外である。

4. 財源の80%は保険料による。

 

(はき23) 衛生学公衆衛生学 4~11

 

はき23-4 母乳栄養について誤っているのはどれか。

1. 乳児の感染症予防に役立つ。

2. 乳児の心理的発育によい影響がある。

3. 人工乳よりも経済的負担は少ない。

4. 母乳と人工乳は同じ成分である。

 

はき23-5 WHOのアルマ・アダ宣言で示されたのはどれか。

1. ヘルスプロモーション

2. インフォームド・コンセント

3. ヒトを対象とする医学研究の倫理的原則

4. プライマリ・ヘルス・ケア

 

はき23-6 施術所における白衣着用にあてはまるのはどれか。

1. 作業環境管理

2. 作業管理

3. 健康管理

4. 労働衛生教育

 

はき23-7 保健所の役割はどれか。

1. 車の排ガス測定

2. 食品衛生の監視

3. 生活保護の認定

4. 医療訴訟の受付

 

はき23-8 疾病予防のうち二次予防はどれか。

1. 健康教育

2. 健康診断

3. 予防接種

4. 作業療法

 

はき23-9 大気汚染の原因になるのはどれか。

1. カドミウム

2. メチル水銀

3. 一酸化炭素

4. 二酸化硫黄

 

はき23-10 健康の保持・増進のために好ましくない生活習慣はどれか。

1. 1日1万歩の歩行

2. 1日100gのアルコール摂取

3. 1日5gの塩分摂取

4. 1日500gの野菜摂取

 

はき23-11 我が国の院内感染で問題となっている病原体はどれか。

1. 破傷風菌

2. 日本脳炎ウイルス

3. 鳥インフルエンザウイルス

4. MRSA

 

(はき23) 関係法規 12~15

 

はき23-12 医療法による特定機能病院に必要な要件はどれか。

1. 都道府県知事の承認

2. 高度医療を提供する能力

3. 救急医療を提供する能力

4. 200以上の患者を入院させるための施設

 

はき23-13 あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律で専用の施術室として必要な面積はどれか。

1. 3.3平方メートル以上

2. 5.5平方メートル以上

3. 6.6平方メートル以上

4. 7.7平方メートル以上

 

はき23-14 施術所の名称として使用できるのはどれか。

1. 東京はりクリニック

2. 東京はり科医院

3. 東京きゅう治療院

4. 東京きゅう診療所

 

はき23-15 高齢者の医療の確保に関する法律における特定健康診査の対象者の年齢はどれか。

1. 20歳以上

2. 40歳以上

3. 65歳以上

4. 75歳以上

 

(はき23)  解剖学 16~26

 

はき23-16 線維性の連結はどれか。

1. 釘 植

2. 仙腸関節

3. 恥骨結合

4. 椎間関節

 

はき23-17 頭蓋骨で2個あるのはどれか。

1. 篩 骨

2. 鋤 骨

3. 鼻 骨

4. 舌 骨

 

はき23-18 大結節稜に停止する筋はどれか。

1. 大胸筋

2. 大円筋

3. 小円筋

4. 広背筋

 

はき23-19 腋窩リンパ節に還流する領域はどれか。

1. 顎下三角

2. 筋三角

3. 後頸三角

4. 聴診三角

 

はき23-20 静脈と開口部の組合せで正しいのはどれか。

1. 海綿静脈洞 ―――― 外頚静脈

2. 食道静脈 ――――― 奇静脈

3. 橈側皮静脈 ―――― 上腕静脈

4. 門 脈 ―――――― 下大静脈

 

はき23-21 声帯靭帯が付着するのはどれか。

1. 甲状軟骨

2. 喉頭蓋軟骨

3. 小角軟骨

4. 輪状軟骨

 

はき23-22 上行結腸について正しいのはどれか。

1. 肝臓の方形葉下面に接する。

2. 脾臓に接する。

3. 右結腸動脈が分布する。

4. 輪状ヒダを持つ。

 

はき23-23 鼠径管を通過するのはどれか。

1. 子宮円索

2. 臍動脈索

3. 卵巣提索

4. 固有卵巣索

 

はき23-24 硬膜について正しいのはどれか。

1. 硬膜は2葉からなる。

2. 小脳鎌は大脳と小脳の境となる。

3. 硬膜静脈洞は硬膜の内側に形成される。

4. 硬膜外腔は脳脊髄液により満たされる。

 

はき23-25 脊髄神経の後枝に由来するのはどれか。

1. 大後頭神経

2. 肋間神経

3. 橈骨神経

4. 下殿神経

 

はき23-26 皮膚について正しいのはどれか。

1. 自由神経終末は侵害刺激を受容する。

2. 成人の右上肢は総面積の1/5を占める。

3. パチニ小体は真皮乳頭に存在する。

4. 表皮は有棘細胞の分裂によって増殖する。

 

(はき23)  生理学 27~37

 

はき23-27 健康成人において血圧低下を起こすのはどれか。

1. 血中ナトリウム濃度の上昇

2. レニン分泌の増加

3. 心収縮力の増大

4. 細動脈の拡張

 

はき23-28 ヘーリング・ブロイエル反射について正しいのはどれか。

1. 受容器は圧受容器である。

2. 求心路は交感神経である。

3. 反射中枢は視床下部にある。

4. 吸息中枢が抑制される。

 

はき23-29 ATPに含まれるのはどれか。

1. アクチン

2. チミン

3. デオキシリボース

4. リン酸

 

はき23-30 腎臓の尿細管で分泌されないのはどれか。

1. 尿 素

2. 重炭酸イオン

3. 水素イオン

4. カリウムイオン

 

はき23-31 ホルモンとその効果器の組合せで正しいのはどれか。

1. セクレチン ―――――― 肝 臓

2. コレシストキニン ――― 胆 嚢

3. ガストリン ―――――― 膵 臓

4. エリスロポエチン ――― 腎 臓

 

はき23-32 出産時の子宮収縮にかかわるホルモンはどれか。

1. エストロゲン

2. 黄体形成ホルモン

3. オキシトシン

4. プロゲステロン

 

はき23-33 神経線維の興奮伝導について正しいのはどれか。

1. 活動電位は隣接する神経線維に伝わる。

2. 無髄線維は有髄線維より伝導速度が速い。

3. 活動電位の大きさは伝導の途中で減衰する。

4. 有髄線維では跳躍伝導が起こる。

 

はき23-34 筋収縮に必要なイオンはどれか

1. カルシウム

2. 水 素

3. 鉄

4. マグネシウム

 

はき23-35 随意運動の伝導路はどれか。

1. 皮質脊髄路

2. 後索路

3. 脊髄視床路

4. 脊髄網様体路

 

はき23-36 視覚の遠近調節に関与するのはどれか。

1. 外眼筋

2. 上直筋

3. 瞳孔散大筋

4. 毛様体筋

 

はき23-37 食作用をもたないのはどれか。

1. マクロファージ

2. 好中球

3. ヘルパーT細胞

4. 樹状細胞

 

(はき23)病理学 38~44

 

はき23-38 下垂体前葉機能亢進症はどれか。

1. 尿崩症

2. クッシング病

3. シモンズ病

4. バセドウ病

 

はき23-39 粉塵となるのはどれか。

1. 青 酸

2. 珪 酸

3. サリン

4. ベンゼン

 

はき23-40 水腫の原因はどれか。

1. 毛細血管静水圧の低下

2. 毛細血管透過性の低下

3. 血漿膠質浸透圧の低下

4. 血液凝固能の低下

 

はき23-41 類上皮細胞はどれか。

1. マクロファージ

2. リンパ球

3. 肥満細胞

4. 好中球

 

はき23-42 ヘルパーT細胞のうちTh2細胞の役割はどれか。

1. 抗原の提示

2. 細胞性免疫

3. 抗原刺激の記憶

4. 抗体応答の活性化

 

はき23-43 癌の病期分類の決定に必要な項目はどれか。

1. 悪液質

2. 腫瘍マーカー

3. 組織型

4. リンパ節転移

 

はき23-44 癌と腫瘍マーカーの組合せで最も適切なのはどれか。

1. 肝細胞癌 ―――― HCG

2. 胃 癌 ――――― CEA

3. 食道癌 ――――― CA19-9

4. 肺 癌 ――――― PSA

 

(はき23)  臨床医学総論 45~57

 

はき23-45 脳血管障害の後遺症でよくみられるのはどれか。

1. 起坐位

2. エビ姿勢

3. 前かがみ姿勢

4. マン・ウェルニッケ肢位

 

はき23-46 血清CKの上昇がみられる疾患はどれか。

1. 関節リウマチ

2. シェーグレン症候群

3. 多発性筋炎

4. 全身性エリテマトーデス

 

はき23-47 皮膚症状と疾患の組合せで正しいのはどれか。

1. 紫 斑 ―――――― アトピー性皮膚炎

2. 蝶形紅斑 ――――― 全身性硬化症

3. 黄 疸 ―――――― 全身性エリテマトーデス

4. 手掌紅斑 ――――― 肝硬変

 

はき23-48 麻痺について正しい組合せはどれか。

1. 四肢麻痺 ―――― 両側の上下肢

2. 片麻痺 ――――― 一側の上肢

3. 対麻痺 ――――― 両側の上肢

4. 単麻痺 ――――― 一側の上下肢

 

はき23-49 表在反射でないのはどれか。

1. 角膜反射

2. 下顎反射

3. 腹壁反射

4. 肛門反射

 

はき23-50 下肢の徒手検査でないのはどれか。

1. パトリックテスト

2. モーレイテスト

3. トーマステスト

4. マックマレーテスト

 

はき23-51 チアノーゼを判断しやすいのはどれか。

1. 眼球結膜

2. 口 唇

3. 手 掌

4. 腹 部

 

はき23-52 呼吸機能検査所見と疾患の組合せで正しいのはどれか。

1. 拘束性障害 ―――― 慢性閉塞性肺疾患(COPD)

2. 閉塞性障害 ―――― 肺結核後遺症

3. 拡散能低下 ―――― 特発性肺線維症

4. 気道過敏性亢進 ―― 心臓性喘息

 

はき23-53 血圧について正しいのはどれか。

1. 血圧を測定する際は前腕を強く屈曲する。

2. 低血圧は動脈硬化の危険因子である。

3. 血圧は心臓の拡張期に最高となる。

4. 収縮期血圧と拡張期血圧の差を脈圧という。

 

 

はき23-54 肝腫大の胸腹部打診所見はどれか。

1. 濁音域の拡大

2. 清音域の拡大

3. 鼓音域の拡大

4. 過共鳴音域の拡大

 

はき23-55 胆嚢癌について正しいのはどれか。

1. 女性に多い。

2. 胆石の合併は少ない。

3. 左季肋部痛が多い。

4. AFPの上昇がみられる。

 

はき23-56 尿所見と疾患の組合せで正しいのはどれか。

1. 膿 尿 ――――― 急性糸球体腎炎

2. 褐色尿 ――――― ネフローゼ症候群

3. 血 尿 ――――― 尿管結石

4. 蛋白尿 ――――― 前立腺肥大症

 

はき23-57 口腔内所見と疾患の組合せで正しいのはどれか。

1. う 歯 ―――――――― 悪性貧血

2. アフタ性口内炎 ―――― 潰瘍性大腸炎

3. 舌 炎 ―――――――― くる病

4. 口角炎 ―――――――― ビタミンA欠乏症

 

(はき23)  臨床医学各論 58~80

 

はき23-58 筋萎縮性側索硬化症でみられるのはどれか。

1. 膀胱直腸障害

2. 感覚障害

3. 嚥下障害

4. 眼球運動障害

 

はき23-59 甲状腺機能亢進症でよくみられる症状はどれか。

1. 体重減少

2. 発汗量減少

3. 食欲低下

4. 記憶力低下

 

はき23-60 皮膚筋炎でみられるのはどれか。

1. ヘリオトロープ疹

2. コプリック斑

3. スワンネック変形

4. ソーセージ様手指

 

はき23-61 骨疾患と病態の組合せで正しいのはどれか。

1. くる病 ―――――― ビタミンC欠乏

2. 骨軟化症 ――――― 類骨の増加

3. 骨粗鬆症 ――――― 骨量の増加

4. 多発性骨髄腫 ――― 骨硬化

 

はき23-62 筋・腱疾患と運動機能検査の組合せで正しいのはどれか。

1. 胸郭出口症候群 ――――――― ドロップアームサイン

2. 腱板損傷 ―――――――――― ヤーガソンテスト

3. 進行性筋ジストロフィー ――― ガワーズサイン

4. 上腕骨外側上顆炎 ―――――― ファレンテスト

 

はき23-63 脊椎・脊髄疾患と身体所見の組合せで正しいのはどれか。

1. 脊髄ショック  ――――――― 痙性麻痺

2. 頚椎捻挫  ――――――――― バレー・リュー症状

3. L3-L4椎間板ヘルニア ―――― アキレス腱反射の低下

4. 腰部脊柱管狭窄症  ――――― 鶏 歩

 

はき23-64 過度の動作と傷害の組合せで正しいのはどれか。

1. 腰部前屈 ――――― 腰部脊椎分離症

2. ジャンプ着地 ――― 膝蓋靭帯炎

3. ボールキック ――― 膝前十字靭帯損傷

4. バットの素振り ―― 手の舟状骨骨折

 

はき23-65 頚椎症について正しいのはどれか。

1. 脊髄症型では一側の肩甲背部の疼痛が起こる。

2. 神経根型では深部反射亢進が起こる。

3. 関連痛型では手術療法が第1選択である。

4. 保存療法では頚椎牽引が有効である。

 

はき23-66 骨肉腫の初発症状でよくみられるのはどれか。

1. 発 熱

2. 運動時痛

3. 腫 脹

4. 間欠跛行

 

はき23-67 僧帽弁狭窄症について正しいのはどれか。

1. 先天性が多い。

2. 心拍出量は増加する。

3. 左房圧は低下する。

4. 心房細動の合併が多い。

 

はき23-68 狭心症について正しいのはどれか。

1. 心電図ではP波の変化が特徴である。

2. 発作時にはニトログリセリンが有効である。

3. 冠攣縮型による狭心症は日中に起こりやすい。

4. 不安定狭心症は心筋梗塞へ移行しにくい。

 

はき23-69 帯状庖疹の治療に用いられるのはどれか。

1. 抗菌薬

2. 抗真菌薬

3. 抗ウイルス薬

4. 抗寄生虫薬

 

はき23-70 パニック障害の症状はどれか。

1. 息苦しさ

2. 嗄 声

3. 妄 想

4. 幻 聴

 

はき23-71 自然気胸について正しいのはどれか。

1. 女性に多い。

2. 肥満者が多い。

3. 胸痛をきたすことが多い。

4. 緊張性気胸となることはない。

 

はき23-72 慢性腎不全でみられるのはどれか。

1. 低カリウム血症

2. 高ナトリウム血症

3. 高リン血症

4. 高カルシウム血症

 

はき23-73 社会的リハビリテーションはどれか。

1. 特別支援教育

2. 義肢装具療法

3. 障害者職業訓練

4. 訪問介護サービス

 

はき23-74 半側空間無視の評価に用いる検査項目で正しいのはどれか。

1. 100から7を順番に引かせる。

2. 今日の日付を答えさせる。

3. 直線の中点に印をつけさせる。

4. 検者の母指と示指で輪をつくり模倣させる。

 

はき23-75 「20歳の女性。呼吸困難、全身倦怠感の精査のため受診。胸部レントゲン写真で心拡大と肺うっ血を認めた。心エコー検査では左室内腔は著明に拡大し、心室中隔と左室後壁は薄くなっていた。」

本疾患の所見で適切なのはどれか。

1. 尿量増加

2. 頸静脈怒張

3. 左房径縮小

4. 肺動脈圧低下

 

はき23-76 「20歳の女性。呼吸困難、全身倦怠感の精査のため受診。胸部レントゲン写真で心拡大と肺うっ血を認めた。心エコー検査では左室内腔は著明に拡大し、心室中隔と左室後壁は薄くなっていた。」

本疾患に最も有用な血液検査項目はどれか。

1. ヒト脳性ナトリウム利尿ペプチド

2. アルカリフォスファターゼ

3. ロイシンアミノペプチダーゼ

4. リパーゼ

 

はき23-77 「45歳の男性。高血圧、頻拍発作の精査で受診。血中ナトリウム、カリウム値は正常範囲内であったが、腹部CTにて右副腎部に腫瘍病変を認めた。」

本患者によくみられる所見はどれか。

1. 頭 痛

2. 発汗量減少

3. 低血糖

4. 貧 血

 

はき23-78 「45歳の男性。高血圧、頻拍発作の精査で受診。血中ナトリウム、カリウム値は正常範囲内であったが、腹部CTにて右副腎部に腫瘍病変を認めた。」本疾患の診断に最も有用な測定項目はどれか。

1. 尿中アルブミン

2. 尿中アミラーゼ

3. 血中カテコールアミン

4. 血中CK

 

はき23-79 「70歳の男性。嚥下障害と体重減少で来院し、食道癌と診断された。さらに右眼瞼下垂と縮瞳が認められた。」本疾患について適切なのはどれか。

1. 腺癌が多い。

2. 中部食道に多い。

3. 化学療法は用いられない。

4. 予後は良い。

 

はき23-80 「70歳の男性。嚥下障害と体重減少で来院し、食道癌と診断された。さらに右眼瞼下垂と縮瞳が認められた。」本症例にみられる合併症はどれか。

1. 上大静脈症候群

2. 反回神経麻痺

3. 顔面神経麻痺

4. ホルネル症候群

 

(はき23)  リハビリテーション医学 81~88

 

はき23-81 温熱療法はどれか。

1. 紫外線療法

2. 極低温法

3. 低周波電気療法

4. 極超短波療法

 

はき23-82 膝関節について正しいのはどれか。

1. 最大屈曲位では固定される。

2. 内側側副靭帯は伸展位でゆるむ。

3. 前十字靭帯は脛骨の前方移動を制限する。

4. 大腿二頭筋を内側ハムストリングスと呼ぶ。

 

はき23-83 脳卒中の左大脳半球損傷でよくみられる障害はどれか。

1. 球麻痺

2. 失語症

3. 左片麻痺

4. 左半側空間無視

 

はき23-84 第6頚髄節残存の頚髄損傷患者が行えるADLはどれか。

1. プッシュアップを用いた座位移動

2. 両松葉杖使用での大振り歩行

3. 機能的把持装具を用いたつまみ動作

4. スプリングバランサーを用いた食事動作

 

はき23-85 小児疾患と障害の組合せで正しいのはどれか。

1. ポリオ ――――――――――――― 球麻痺

2. 進行性筋ジストロフィー症 ―――― 両麻痺

3. 二分脊椎 ―――――――――――― 対麻痺

4. ダウン症 ―――――――――――― 片麻痺

 

はき23-86 慢性閉塞性肺疾患患者に対する在宅での自主訓練で最も適切なのはどれか。

1. 口すぼめ呼吸

2. 叩打法

3. スクイージング

4. バイブレーション

 

はき23-87 関節リウマチ患者によく用いる自助具はどれか。

1. リーチャー

2. 筆談ボード

3. ユニバーサルカフ

4. トランスファーボード

 

はき23-88 重症の筋萎縮性側索硬化症のリハビリテーションとして最も必要なのはどれか。

1. 低出力レーザーによる温熱療法

2. ペグボードによる巧緻動作訓練

3. バランスボードによるバランス訓練

4. 意思伝達装置によるコミュニケーション訓練

 

(はき23)  東洋医学概論 89~101

 

はき23-89 生体リズムに関する陰陽学説で最も適切なのはどれか。

1. 陰陽消長

2. 陰陽対立

3. 陰陽制約

4. 陰陽互根

 

はき23-90 後天の精から得られた水穀の悍気はどれか。

1. 胃 気

2. 営 気

3. 衛 気

4. 宗 気

 

はき23-91 臓腑の働きと五華の組合せで正しいのはどれか。

1. 精を蔵する ―――― 爪

2. 神を蔵する ―――― 毛

3. 血を蔵する ―――― 面 色

4. 営を蔵する ―――― 唇

 

はき23-92 元気の説明で正しいのはどれか。

1. 血とともに脈中を行く。

2. 清気とも言う。

3. 夜間に人体の陰の部を二十五周する。

4. 先天の精が変化生成したものである。

 

はき23-93 経脈で表裏関係にある組合せはどれか

1. 太陰経 ―――― 陽明経

2. 厥陰経 ―――― 太陽経

3. 少陰経 ―――― 陽明経

4. 少陽経 ―――― 少陰経

 

はき23-94 外邪で収斂作用をもち、皮毛を収縮させるのはどれか。

1. 風 邪

2. 湿 邪

3. 寒 邪

4. 暑 邪

 

はき23-95 嘈雑がみられる病証はどれか。

1. 胃の虚熱

2. 食 滞

3. 胃の実熱

4. 脾胃の湿熱

 

はき23-96 六経弁証の少陽病証でみられるのはどれか。

1. 悪 風

2. 口 苦

3. 下 痢

4. 高 熱

 

はき23-97 次の文で示す経脈病証はどれか。

「上肢がひきつり、手掌のほてりがある。胸苦しく、精神的に不安定である。」

1. 肺 経

2. 心 経

3. 心包経

4. 三焦経

 

はき23-98 次の文で示す患者の病証で適切なのはどれか。

「16歳の男子。試験前になると食欲不振、腹部膨満感が起こる。腹鳴や腹痛を伴う下痢を頻発する。」

1. 脾胃の湿熱

2. 肝腎の陰虚

3. 脾腎の陽虚

4. 肝脾の不調

 

はき23-99 「56歳の男性。主訴は食欲不振。腹部の痞えや膨満感、重痛を伴う。口が粘る、口苦、臭いの強い下痢がみられる。」最も適切な病証はどれか。

1. 気 滞

2. 陽 虚

3. 陰 虚

4. 湿 熱

 

はき23-100 「56歳の男性。主訴は食欲不振。腹部の痞えや膨満感、重痛を伴う。口が粘る、口苦、臭いの強い下痢がみられる。」本患者の病証でみられる脈状はどれか。

1. 濇 脈

2. 滑 脈

3. 結 脈

4. 細 脈

 

はき23-101 次の文で示す経脈病証に対し、難経六十九難の治療法則を考慮して施術を行う場合、最も適切な経穴はどれか。「顔色が黒ずむ、呼吸が苦しく咳がでる、立ちくらみ、食欲がない、寝ることを好んで起きたがらない。」

1. 太 渓

2. 大 都

3. 曲 泉

4. 経 渠

 

(はき23)  経絡経穴概論 102~116

 

はき23-102 腎経と心包経の接続部はどれか。

1. 舌 根

2. 胸 中

3. 心 中

4. 中 焦

 

はき23-103 肩関節を90度外転したとき、天井から臑会の長さはどれか。

1. 5寸

2. 6寸

3. 7寸

4. 8寸

 

はき23-104 経穴間の組合せで最も長いのはどれか。

1. 大腸経の下合穴 ―― 条 口

2. 脾経の郄穴 ―――― 漏 谷

3. 大腸経の土穴 ――― 手三里

4. 三焦の募穴 ―――― 建 里

 

はき23-105 尺骨神経溝部にある経穴はどれか。

1. 支 正

2. 臂 臑

3. 少 海

4. 小 海

 

はき23-106 耳珠と下顎骨関節突起の間の陥凹部で縦に並ぶ経穴が属さない経脈はどれか。

1. 胃 経

2. 胆 経

3. 三焦経

4. 小腸経

 

はき23-107 足の太陰経の絡穴の取穴で正しいのはどれか。

1. 第1中足指節関節内側の遠位陥凹部

2. 第1中足指節関節内側の近位陥凹部

3. 第1中足骨底内側の前下方

4. 舟状骨粗面と内果尖の中央陥凹部

 

はき23-108 聴診三角にあたる経穴はどれか。

1. 魄 戸

2. 膏 肓

3. 譩 譆

4. 魂 門

 

はき23-109 陰蹻脈の郄穴はどれか。

1. 跗 陽

2. 築 賓

3. 交 信

4. 陽 交

 

はき23-110 八会穴と下合穴の両方に属する経穴はどれか。

1. 陽陵泉

2. 懸 鐘

3. 足三里

4. 下巨虚

 

はき23-111 腰眼の取穴法で正しいのはどれか。

1. 第2腰椎棘突起下縁、外方3寸5分

2. 第3腰椎棘突起下縁、外方3寸5分

3. 第4腰椎棘突起下縁、外方3寸5分

4. 第5腰椎棘突起下縁、外方3寸5分

 

はき23-112 経穴とその部にある筋の支配神経の組合せで正しいのはどれか。

1. 温 溜 ―――― 尺骨神経

2. 外 関 ―――― 正中神経

3. 三陰交 ―――― 脛骨神経

4. 足三里 ―――― 浅腓骨神経

 

はき23-113 大腿部にある郄穴への刺鍼部位はどれか。

1. 外側広筋と大腿直筋腱外縁の間、膝蓋骨底の上方2寸

2. 腸脛靭帯の後方、膝窩横紋の上方7寸

3. 大腿二頭筋腱の内縁、膝窩横紋の上方1寸

4. 薄筋と縫工筋の間、膝蓋骨底の上方4寸

 

はき23-114 トリガーポイントの特徴を示す反応はどれか。

1. 関連痛の出現

2. 皮膚の知覚過敏

3. 皮膚温の上昇

4. 皮膚通電抵抗の上昇

 

はき23-115 次の文で示す病証について、八脈交会穴を用いた治療で最も適切なのはどれか。

「背中がこわばり、陰の部が緩んで陽の部がひきつる。」

1. 内関と公孫

2. 外関と足臨泣

3. 申脈と後渓

4. 照海と列欠

 

はき23-116 次の文で示す患者の病証に対し、募穴を用いて治療を行う際、最も適切なのはどれか。

「43歳の女性。子育てと仕事の両立で倦怠感と下腿のだるさが常にある。顔色は黄色で艶がなく、下痢をしやすい。舌質は淡、脈は虚。」

1. 期 門

2. 章 門

3. 京 門

4. 石 門

 

(はき23)  東洋医学臨床論 117~140

 

はき23-117 次の文で示す患者の病証で最も適切なのはどれか。

「69歳の男性。主訴は呼吸促迫。冬になると症状が増悪する。少し動くだけで息切れが起こる。手足は冷たく、淡は希薄で色は白っぽい。舌質は淡白、脈は弱。」

1. 気 虚

2. 血 虚

3. 陰 虚

4. 陽 虚

 

はき23-118 鍼施術が有効な睡眠障害で最も適切なのはどれか。

1. 閉塞性無呼吸症候群

2. レム睡眠行動障害

3. 交替勤務性睡眠障害

4. 単純性睡眠障害

 

はき23-119 神経痛と局所治療穴の組合せで正しいのはどれか。

1. 大後頭神経痛 ――― 天 柱

2. 小後頭神経痛 ――― 脳 戸

3. 大耳介神経痛 ――― 聴 会

4. 眼神経痛 ――――― 四 白

 

はき23-120 中指背側の痛みを認める患者に対し、罹患部のデルマトームを考慮した治療穴で適切なのはどれか。

1. 手三里

2. 外 関

3. 消 濼

4. 少 海

 

はき23-121 次の文で示す症例で最も疑うべき障害部位はどれか。

「68歳の女性。主訴は左殿部の痛み。ローゼル・ネラトン線を指標とした検査で左側に異常を認めた。ニュートンテスト陰性。」

1. 股関節

2. 恥骨結合

3. 仙腸関節

4. 腰椎椎間関節

 

はき23-122 シェーグレン症候群のドライマウスに対する低周波鍼通電療法の刺鍼部位で最も適切なのはどれか。

1. 翳風と下関

2. 陽白と瞳子髎

3. 頷厭と率谷

4. 完骨と天柱

 

はき23-123 次の文で示す症例について、障害部位と経脈流注を考慮して行う治療穴で適切なのはどれか。

「35歳の女性。左側の第1指から第3指の指腹にしびれを感じる。患者の両手背を合わせ手関節の掌屈を強制させると、数秒後に手指のしびれが増強した。」

1. 通 里

2. 郄 門

3. 会 宗

4. 温 溜

 

はき23-124 絞扼性神経障害について罹患神経と筋の組合せで正しいのはどれか。

1. 腕神経叢 ―――― 肩甲挙筋

2. 正中神経 ―――― 円回内筋

3. 橈骨神経 ―――― 長掌筋

4. 尺骨神経 ―――― 母指対立筋

 

はき23-125 次の文で示す患者への初期対応で適切でないのはどれか。

「86歳の女性。8月の日中に開かれたゲートボール大会でめまい感、悪心、軽い頭痛を訴えた。発汗量は少ない。バイタルサインに異常は認めない。」

1. 木陰に寝かせる。

2. 鼠径部に氷のうを当てる。

3. 自動体外式除細動器(AED)を使う。

4. スポーツドリンクを飲ませる。

 

はき23-126 次の文で示す症例について、施術対象となる椎間関節部位で最も適切なのはどれか。

「19歳の男性。体操競技選手。体幹のひねり動作時に腰部に違和感を訴え、近医にて分離すべり症と診断された。母趾の背屈力が弱い。」

1. L2-L3間

2. L3-L4間

3. L4-L5間

4. L5-S1間

 

はき23-127 次の文で示す症例に対する鍼施術で治療対象となる筋はどれか。

「17歳の女子。陸上部の長距離選手。練習開始時、脛骨内側縁の中1/3と下1/3の境界付近に軽い痛みを覚えるようになったが、日常生活に支障はない。エックス線像に異常は認めない。」

1. 長母指伸筋

2. 前脛骨筋

3. ヒラメ筋

4. 長腓骨筋

 

はき23-128 消穀善飢を伴う消渇病の食事療法について、最も摂取を控えなければならない味はどれか。

1. 酸 味

2. 苦 味

3. 甘 味

4. 辛 味

 

はき23-129 「51歳の女性。主訴は股関節の痛み。痛みのため台所の立ち仕事が長く続けられない。近医にて変形性股関節症と診断された。」パトリックテストの操作として適切なのはどれか。

1. 右の股関節を90度屈曲位に保ったまま膝だけを伸展させる。

2. 右膝を胸に近づけるように股関節と膝を深く曲げる。

3. 右足を左膝の上に乗せ股関節を開排させた後、右膝の内側を下方に押す。

4. 右足を左膝の外側にもっていき右膝の外側を健側方向に押す。

 

はき23-130 「51歳の女性。主訴は股関節の痛み。痛みのため台所の立ち仕事が長く続けられない。近医にて変形性股関節症と診断された。」この患者に勧める運動指導で最も適切なのはどれか。

1. 散 歩

2. 水中歩行

3. ラジオ体操

4. スクワット

 

はき23-131 次の文で示す患者の患側に対する低周波鍼通電療法の刺鍼部位で最も適切なのはどれか。

「48歳の女性。右側の立脚相で明らかな左骨盤の沈下を認める。」

1. 肓門と腰眼

2. 次髎と膀胱兪

3. 維道と足五里

4. 居髎と環跳

 

はき23-132 湿熱式ホットパックの用法について正しいのはどれか。

1. 80℃のお湯で加温したものを用いる。

2. 患部との間に2,3枚のバスタオルを挟む。

3. 全体をビニールで包みタオルにのせる。

4. 治療時間は5分を目安とする。

 

はき23-133 「38歳の女性。転職をきっかけに月経痛が増悪した。仕事が忙しくなるとイライラして症状もひどくなる。鍼灸院で肝気鬱結と言われた。」最も現れやすい所見はどれか。

1. 心下痞鞭

2. 視力減退

3. 梅核気

4. 緩 脈

 

はき23-134 「38歳の女性。転職をきっかけに月経痛が増悪した。仕事が忙しくなるとイライラして症状もひどくなる。鍼灸院で肝気鬱結と言われた。」本患者が次の文で示す経過をたどった。現在の病証はどれか。

「怒りの程度が徐々に激しくなり、自分で制御できなくなっていたが、その後、一旦治まり、それとともに目のかすみや手足のほてり、腰痛を自覚するようになった。現在はそれらの症状とともに軽い怒りと頭部の脹痛を覚えるようになった。」

1. 肝血虚

2. 肝腎陰虚

3. 肝火上炎

4. 肝陽上亢

 

はき23-135 「35歳の女性。左側の首の付け根付近のこり感が強い。大杼から上方に引いた線が僧帽筋上部線維の前縁を超えたところの陥凹部に顕著な圧痛・硬結を認めた。頚部の右側屈で左頸部外側から肩甲骨上角にかけて伸張痛がある。上肢症状はない。」

罹患筋として最も適切なのはどれか。

1. 肩甲挙筋

2. 頭半棘筋

3. 中斜角筋

4. 小菱形筋

 

はき23-136 「35歳の女性。左側の首の付け根付近のこり感が強い。大杼から上方に引いた線が僧帽筋上部線維の前縁を超えたところの陥凹部に顕著な圧痛・硬結を認めた。頚部の右側屈で左頸部外側から肩甲骨上角にかけて伸張痛がある。上肢症状はない。」

本症例に低周波鍼通電療法を行う場合、陥凹部の圧痛・硬結部と組合せる刺鍼点として最も適切なのはどれか。

1. 風 池

2. 肩 井

3. 曲 垣

4. 肩外兪

 

はき23-137 「65歳の男性。1か月前から右足の冷えと歩行中の痛みが出るようになった。休むと痛みが軽減し、再び歩くことができる。ただし、前屈み姿勢により痛みは変化しなかった。痛みの部位はふくらはぎと足底。動脈の触診では膝窩動脈の拍動を確認できたが、右側下腿の動脈拍動は減弱。」

歩行中の痛みを起こす原因はどれか。

1. L5神経根の刺激

2. 筋肉の虚血

3. 末梢神経の炎症

4. 筋肉の内圧上昇

 

はき23-138 「65歳の男性。1か月前から右足の冷えと歩行中の痛みが出るようになった。休むと痛みが軽減し、再び歩くことができる。ただし、前屈み姿勢により痛みは変化しなかった。痛みの部位はふくらはぎと足底。動脈の触診では膝窩動脈の拍動を確認できたが、右側下腿の動脈拍動は減弱。」

拍動の減弱を呈する動脈に向けた刺鍼で、足の冷えと痛みを治療するのに適切な経穴はどれか。

1. 衝 門

2. 委 中

3. 太 渓

4. 太 衝

 

はき23-139 「57歳の女性。閉経は54歳。最近、顔のほてりと発汗が頻発し、耳鳴り、めまい、手足のほてり、腰部の重だるさ、肩こりを随伴し受診した。ホルモン検査で異常が指摘された。舌質は暗紅、舌苔は少なくやや乾燥。脈は細数。小腹不仁が認められた。」

患者のホルモン検査で血中濃度が基準値より高いのはどれか。

1. エストラジオール

2. ゴナドトロピン

3. バソプレシン

4. プロスタグランジンF2a

 

はき23-140 「57歳の女性。閉経は54歳。最近、顔のほてりと発汗が頻発し、耳鳴り、めまい、手足のほてり、腰部の重だるさ、肩こりを随伴し受診した。ホルモン検査で異常が指摘された。舌質は暗紅、舌苔は少なくやや乾燥。脈は細数。小腹不仁が認められた。」

患者の病証への治療方針で適切なのはどれか。

1. 心血を補う。

2. 肝陽を抑える。

3. 腎陰を補う。

4. 瘀血を除く。

 

(はき23)はり理論 141~150

 

はき23-141 毫鍼について誤っているのはどれか。

1. 鍼体長は鍼根から鍼尖までをいう。

2. 3番鍼は20号鍼である。

3. 1寸3分の鍼体長は50mmである。

4. 鍼尖の形状に松葉型がある。

 

はき23-142 押手の周囲圧の目的はどれか。

1. 鍼体を保持する。

2. 刺鍼部の皮膚を圧迫する。

3. 押手がずれないようにする。

4. 筋肉の緊張状態をはかる。

 

はき23-143 刺入した鍼の角度を変える手技はどれか。

1. 乱鍼術

2. 鍼尖転移術

3. 副刺激術

4. 刺鍼転向術

 

はき23-144 機械刺激と温熱刺激を同時に与えることができるのはどれか。

1. 吸角療法

2. 灸頭鍼法

3. 鍼通電療法

4. 皮内鍼法

 

はき23-145 鍼治療の絶対禁忌はどれか。

1. 血友病

2. 慢性閉塞性肺疾患

3. 三叉神経痛

4. 慢性胃炎

 

はき23-146 有害事象と予防・処置の組合せで正しいのはどれか。

1. 刺鍼後の違和感 ―――― 副刺激術

2. 抜鍼困難 ――――――― 返し鍼

3. 気 胸 ―――――――― 丹念な揉捏

4. 鍼の抜き忘れ ――――― 鍼管数と抜鍼数の照合

 

はき23-147 鍼施術における感染症対策として最も有効なのはどれか。

1. エアータオル

2. クリーン・ニードル・テクニック

3. ベースン法

4. 逆性石けんを用いた手洗い

 

はき23-148 刺鍼した際の重だるいひびき感覚を伝える主な神経線維はどれか。

1. Ⅰ群

2. Ⅱ群

3. Ⅲ群

4. Ⅳ群

 

はき23-149 右腓腹筋の緊張が亢進しているとき、右承山に刺鍼したところ筋緊張が軽減した。関与したと考えられるのはどれか。

1. 相反抑制

2. 屈曲反射

3. 自原抑制

4. 伸張反射

 

はき23-150 鍼鎮痛の発現に関与する物質はどれか。

1. セロトニン

2. アセチルコリン

3. メラトニン

4. トロポミオシン

 

(はき23)  きゅう理論 151~160

 

はき23-151 良質艾の特徴で正しいのはどれか。

1. 芳香が少ない。

2. 淡黄白色である。

3. 燃焼時の最高温度が高い。

4. 繊維が粗い。

 

はき23-152 中指頭大の艾炷をすえた後に吸い出し膏を貼る灸法はどれか。

1. 打膿灸

2. 焦灼灸

3. 透熱灸

4. 薬 灸

 

はき23-153 湿性温灸はどれか。

1. 知熱灸

2. 棒 灸

3. ショウガ灸

4. 温筒灸

 

はき23-154 有痕灸を避けるべき経穴はどれか。

1. 陰 都

2. 迎 香

3. 侠 渓

4. 前 頂

 

はき23-155 施灸部の化膿を防止する対策として最も適切なのはどれか。

1. 壮数を重ねる際にずらして施灸する。

2. 艾炷の底面積を広くする。

3. 施灸部に生じた水庖の排液を行う。

4. 施灸部の消毒を行う。

 

はき23-156 施灸により蛋白質の変性が起き始める温度はどれか。

1. 45℃

2. 60℃

3. 75℃

4. 100℃

 

はき23-157 施灸により局所の鎮痛に作用するのはどれか。

1. 交感神経活動の亢進

2. ストレス蛋白質の産生

3. 皮膚血流の増加

4. 筋収縮

 

はき23-158 「45歳の女性。両下腿に冷えを訴えて来院。愁訴を改善する目的で、両側の三陰交に半米粒大の透熱灸5壮の施術を行った。」

目的とした治療的作用はどれか。

1. 防衛作用

2. 矯正作用

3. 鎮静作用

4. 誘導作用

 

はき23-159 「45歳の女性。両下腿に冷えを訴えて来院。愁訴を改善する目的で、両側の三陰交に半米粒大の透熱灸5壮の施術を行った。」

施灸部に生じた膨隆に関与するのはどれか。

1. エンケファリン

2. 伸展受容器

3. サブスタンスP

4. 高閾値機械受容器

 

はき23-160 透熱灸により好中球の遊走性を最も高めるのはどれか。

1. ロイコトリエンB4

2. ブラジキニン

3. プロスタグランジンE2

4. ヒスタミン