- パーソナルトレーニング
- BCAA
- 2019年02月23日
BCAA(Branched Chain Amino Acid の略)
パフォーマンス向上のために筋力トレーニングをする場合、BCAAが重要な栄養素の一つ。
BCAAが多く含まれているタンパク質の代表は、ホエイタンパク質。
BCAAを多く含む食品は肉・魚・卵・乳製品・大豆製品など。
筋中のタンパク質を構成しているアミノ酸の中でも、BCAAの占める割合は約35%。
BCAAは筋や血液中にあり、筋肉中のタンパク質分解を抑えたり、筋肉の合成にも関わり、
運動時にはエネルギー源として利用されている。
運動をすると、筋肉に蓄えられている糖質(グリコーゲン)や脂肪を分解してエネルギーとして使用している。それでも足りない場合、血液中の糖、脂肪、BCAAからもエネルギーを生み出す。
※注意:BCAAを使用するという事は、本来BCAAをもつ筋のタンパク質を分解し、筋を構成するために足りなくなり、筋肉の損傷やトレーニングの効果が得られないなどの影響が出る。
そのため、運動中は血液中のBCAAを増やすことで、筋の分解を抑えられ、トレーニング効果が高まる。
BCAAの摂取のタイミングは運動前、運動中、運動後
糖質からのエネルギー供給がなくなると、エネルギー源を得るために筋の分解が進みやすいので、運動前や運動中にBCAAを摂取し、血液中のBCAA含有量を増やしておくことは重要。また、トレーニング後の筋肉の修復のために摂取することでトレーニング直後のタンパク質補給は筋タンパク質の合成率をより向上させるため、BCAAを運動後に摂取すると効果大。